損きりしたのにFX証拠金増加 税金減効果もある不思議な状態
あまり威張れることではないのですが、証拠金を米ドルにしてあるアルパリジャパンのMT4口座は今年1000USドルくらいのマイナスになりそうです。でも、売買は損失でも日本円としての証拠金残高は増加といううれしい誤算が起きています。
運用ではマイナスだけど証拠金は増加中 しかも損失繰越で税金対策にもなる
アルパリジャパンのMT4口座は証拠金を米ドルなど外貨に両替えして運用することができます。日本国内でこれが出来るFX口座は他にはマネーパートナーズなど数社しかありません。これを利用して日本円で100万円を入金して10000.48USドルの米ドル証拠金として運用をしております。
当時の口座管理画面画像記事:アルパリジャパン MT4
ただ、残念ながらこの口座は今年は損失で終わりそうです。現在の口座残高は以下のようになっています。
9046.47米ドルなので約954米ドルの損失ですね。今年の前半に自作EAでちょこちょこやっていたのですが、軌道に乗せることが出来ず、途中からはMT4主力口座をOANDAJAPAN(オアンダジャパン)に移したため動かすEAもなく放ったらかしになっていました。
そろそろ動かせそうな自作EAが出来てきているので年明けくらいからは、再び自動売買で利用することになると思います。現在の証拠金状況を当時との比較でまとめると以下のようになります。
入金当時 |
12月現在 |
増減 |
|
---|---|---|---|
米ドル証拠金額 |
10,000.48ドル |
9,046.47ドル |
ー954.01ドル |
日本円証拠金額 |
1,000,000円 |
1,075,625円 |
+75,625円 |
参考:USDレート |
99.99円 |
118.90円 |
面白いことにこのMT4口座、運用としてはマイナスだったのですが、証拠金としては増加しているます。日本円としての資金が目減りしないで済んだのは、円安のお陰ですね。しかも、この状況にはもう一つメリットがあります。
証拠金は減っていないけど損失繰越としても使えます。
日本円としての評価は増えていても、FXの売買としては損失となるので、確定申告のときには利益のある口座の税金を減らすか、純粋にマイナスのときは損失繰越として来年の税金対策にも使えます。しかも、米ドル基準での損失なので今の米ドル円レートで年を越せば、日本円換算では12万円近くに膨らみます。
この損失分は、他の口座の利益から差し引けるのでその分税金を減らせます。
これも円安の恩恵です。
MT4口座もう一つの主力口座OANDAJAPAN(オアンダジャパン)は、今年の収支は20〜30万円くらいのプラスになりそうです。
今年はやっと自作EA運用が軌道にのせられそうなところまできています。来年以降この流れを確実なものにしていこうと思っています。現在、作成済みの自作EAは230本くらいになりました。使えそうなものは3本というところです。大体、100本に1本くらい使えそうなEAを作っている感じですが、効率はかなり良くなってきています。
振り返ってみると、150本目くらいから段々と利益をだすEAを作る感覚のようなものが出来てきていて、ちょっとだけ作成レベルが上がっているような気がします。今試験稼動させているEAはいずれも150本以降のものばかりです。
私のEAの作り方はMT4 FX自動売買入門でまとめているやり方です。既存の無料EAをベースにやっているので、チョット慣れればどなたにも自作EA量産ができるようになるはずです。こんな感じでも、利益の出るEAは作れるようになります。そして、裁量トレードに応用できそうなアイデアも得られ、一石二鳥の効果があります。
最近は、口座開設で商用EAが貰えるキャンペーンも増えました、現在実施中のキャンペーンは以下でまとめてあります。