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リピート系自動売買の仕組み 復習

簡単ではありますが、復習をかねて仕組みの説明をさせて頂きます。

リピート系自動売買 シンプルな構造

トラリピに代表されるリピート系自動売買は、仕組みが簡単でどなたにも理解しやすくなっています。今回はその仕組みについて説明させて頂きます。

 

最初に書いておくと、リピート系自動売買は、自動売買といってもMT4のようなプログラミング知識は一切不要です。「買い」か「売り」か「両建て」といった基本方針を事前に決めて自動売買設定をしていくことで稼働します。

 

実際の売買は以下のような感じになります。

 

リーピート系自動売買

 

この図は、マネースクエア トラリピ説明ページより拝借してまいりました。

 

このシンプルな形で設定をしておいて利益を出していくのが、リピート系自動売買です。設定自体はとても簡単です。

 

トラリピの設定方法がとてもわかり易いので、その設定事項に沿って仕組を確認していきましょう。

 

トラリピ M2J

 

通貨ペアを選ぶ

 

売買する通貨ペアを決めます。私の場合、基本的に米ドル円です。

 

「売り」か「買い」かを選ぶ

 

売買の方向性を決めます。「買い」を選んだら、基本的にその設定では「買い」だけとなります。もしも、両建てをするのであれば「買い」と「売り」の2本の設定を作ることで可能となります。

 

今のところ、リピート系自動売買で両建て禁止口座はありません。

 

「下がったら買う」か「上がったら買うのか」

 

下がったら買う=逆張りで買っていく、上がったら買う=順張りで買っていく、と言い換えられます。

 

トラリピの場合、どちらでも買い続ける場合は、「下がったら買う」と「上がったら買う」という2本の設定を作ります。

 

ちなみに、トライオートFXなどでは1本の設定で「下がったら買う」「上がったら買う」の両方に対応できるようになっています。

 

何円からポジションを作るのか

 

何円から売買を開始するのかを設定します。現在値が112.20円だったとすると「112円になったら買い開始」という感じの設定になります。

 

1本あたりの売買数量はいくらにするのか

 

1本の売買数量を決めます。リピート系自動売買の特徴として運用資金が100万円くらいあっても1本の売買数量は1000通貨など比較的少な目が多いです。

 

私も1口座資金100〜200万円で稼働させている設定は1000通貨〜2000通貨です。

 

売買本数は何本にするか

 

資金に対するリスク設定として先程の「売買数量」とこの「売買本数」は重要な部分です。

 

1本当たりの売買数量×売買本数=最大ポジションとなります。1本1000通貨でも40本設定すれば最大4万通貨となります。

 

値幅の設定

 

ポジションを作っていく値幅です。「買い下がっていく設定・100通貨・40本・20銭で」であれば、20銭下がるごとに1本の買いポジションが増えていきます。

 

例:売買開始112円 20銭での買い下がり

 

  • 1本目 112.00円 1000通貨
  • 2本目 111.80円 1000通貨
  • 3本目 111.60円 1000通貨
  •   ・
  •   ・
  • 40本目:・・・

 

20銭で40本であれば、8円下落まで買い続けることができます。

 

利益確定幅の設定

 

利益確定の値幅設定です。「20銭で買い下がり利益確定は30銭」などの設定ができます。

 

損きり設定

 

損きりをするかどうか、するのであればどれくらいでするのかなどを決めます。損きり設定は、強制設定される口座もあります。

 

ちなみに、私はリピート系自動売買では損きり設定は基本的に行いません。

 

損きりの心配しなくても良い余裕資金を保てる設定をするよう心掛けています。

 

ただ、「この設定はマズイな」と感じれば手動で損きりを行います。

 

なので、基本的に損きりはしない方針ですが、たまに損きりを手動で行う、という感じでやっています。

設定後の変更など口座間の違い

これらの設定は、稼働後に修正することが出来ない口座が多いです。口座によっても違いますが、どうしても修正したくなったら一旦停止させて新規設定という感じの対応となります。

 

この点自由度が高いのがトライオートFXです。

 

トライオートFXは、1本1本設定変更が可能です。ただ、1本変更すると他の設定もいじる必要もでてくることが多いため、注意が必要です。

 

また、ループイフダンは予め値幅の基本設定が用意されています。「15銭」「25銭」「50銭」「100銭」という具合で「損きり」も自動設定されます。売買本数・売買数量を決めるだけ稼動します。

 

良い設定をゼロから作ることもできますが、最初から良い設定を作るのはなかなか難しいところです。

 

各社「お手本設定またはプログラム」が用意されています。最初のうちは、その「お手本設定」をそのまま動かしたり、少し手を加えて動かすのも良いと思います。

 

ただ、運用資金は自分で許容できるリスクをしっかりと考えて余裕を持たせるようにすべきです。各口座で自動計算されて示される「運用に必要な証拠金額」はあくまで目安であって、私のような放ったらかし運用をするタイプからみると、少ない気がするからです。

 

概ね、以上の事項を抑えればリピート系自動売買は稼働できます。

リピート系自動売買 納得しながら資産を増やせる理由

MT4などの自動売買に比べると、リピート系自動売買は簡単でわかり易いです。

 

しかも、比較的短期で利益発生開始します。

 

単純な設定なので、「利益が出る局面」「利益が出ない局面」もはっきりとわかります。

 

MT4EAでの自動売買は、上げ相場でも下げ相場でも利益を追求できるものが多いのですが、調子が悪くなると上げ相場でも上げ相場でも負けてしまいます。仕組み上、売買ロジックも完全には公開されていないため、途中で不安になると長く続けることは難しくなります。

 

「米ドル円は上げそう。でも、このEAが利益を出せるかはわからない」となるからです。

 

リピート系自動売買は、「米ドル円買い」で設定すれば米ドル円が下げ続けるのであれば確定利益額よりも含み損の増加の方が大きくなるとはっきりしています。

 

それと共に、相場が好転してくれば「資産増加のチャンス」が確実に到来し、リピート系自動売買は設定通りに大きな収穫をもたらしてくれます。

 

どんな自動売買でも勝ち続けるシステムはありません。

 

どんな相場でも勝てるEAという宣伝がいまだにありますが、現実には未来永劫そのようなことが現実化できるEAは出現しないだろうと私は思っています。そうであれば、「良い時期には設定通りしっかりと稼いでくれる」というのは大きなメリットです。

 

私自身も、その辺を大きな魅力と感じています。

FX自動売買2017 目次

2017/05/17


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