当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

リピート系自動売買で2018年に注意すべき事

多くの方が利益を出しているリピート系自動売買、好環境であるからこそ注意すべき点についてまとめています。

自動売買で大損する人が減っている気がします。

ここ数年、リピート系自動売買をやっている方の運用成績は概ね良好のようです。少なくとも、最近この自動売買で大損をしたという話は聞いたことがありません。

 

投資家が上手になったのかもしれません。

 

それとも、相場環境が良かったということかもしれません。

 

私の感じるところでは、両方の可能性がありそうです。

 

リピート系自動売買の投資手法の研究は、現在も盛んにおこなわれています。数年前からは「両建て系手法」開発が盛んになっていて、多くのやり方が公開されています。

 

私自身も両建て系仕掛けをすることはありますが、ルールが一風変わっています。その中身は、いずれこの連載でも書かせて頂く予定です。

 

相場環境についても「無ぐまれている」と感じる部分があります。

 

例えば、米ドル円の値動きですと、通常年であれば高値と安値の変動幅で大体月平均5円くらいの変動幅があります。大きく動くときは10円以上というときだって珍しくはありません。

 

数ヶ月けて20円以上の大きな動きも定期的にありました。

 

ところが、ここ数年でみるとトランプ大統領当選の11月までは10円以上動く月もあったのですが、それ以降はほとんどの月で3〜5円以内という変動幅になっています。

 

数か月かけて20円以上動くような値動きもありません。

 

トランプ大統領就任後は、数か月かけて大きく動いても12〜3円くらいとなっています。

 

ここ1年半、変動幅が相当狭くなっているのは月足チャートをみるだけでも確認ができます。

 

他の運用法はさておき、この展開はリピート系自動売買を安全にやるという点では好都合です。

 

底が抜けそうな大きな下げまでいかなければ、損失を大きくすることなくコツコツと利益がだせるからです。

 

この値動きと運用力向上が重なり、リピート系自動売買利用者は全体として安定的な運用ができているのかもしれません。

 

当然ながら、いつまでものんびりした変動幅は続きません。そろそろ、大きく動く時期に入るかもしれないのでリピ−ト系自動売買のリスクを再認識しながら油断しないようにしています。

リピート系自動売買 リスクの復習

リピート系自動売買のリスクについては下記記事でまとめています。

 

リピート系自動売買 始める前に知っておくべきリスク

 

魅力同様に振り返ってみます。

 

損失加速のリスク

 

先程のリンク先でも書いているのですが、リピート系自動売買は通常の裁量トレードの数倍のスピードで損失を膨らませるリスクがあります。

 

例えば「米ドル円買い」の設定だとすれば、5円・10円と米ドル円が下がるに従い、含み損が大きくなっていきます。

 

  • 裁量トレードであれば、5円下落時と10円下落時では含み損は2倍に増えるくらいで済みます。
  • リピート系自動売買では、設定の仕方によりますが、3〜4倍くらいのスピートで含み損が増加していきます。

 

リピート系自動売買では、同じ値動きでも損失が加速していきます。これを私は「損失加速のリスク」と呼んでいます。

 

こうなる理由は単純です。リピート系自動売買では下げ相場で買いポジションが自動的に増えていくためです。

 

昨年から今年にかけては、私の運用する米ドル円・豪ドル円ではそれほど大きな下落はありませんでした。

 

大きな変動も少なかったでの、年間利益は控え目だったのですが、気楽に利益が出せた年でもありました。

 

でも、いつもこんな気楽な時期が続くわけではありません。

 

ストレス少なく続けていくためには、想定よりも大きく相場が動いたときの対応を決めておくべきです。

 

私自身、「設定停止ルール」をいくつか定めています。

 

いつもは、ほとんど放ったらかしでやっているのですが、「底が抜けて下がるかもしれない」と感じるときは、まだまだポジションを作り続ける設定であっても、一旦停止にすることがあります。

 

実際、2ヶ月ほど前に米ドル円106円台のときにトラリピとトライオ−トFX口座は、米ドル円買い下がりを停止さています。

 

その後の値動きをみれば「動かしておいてもよかったかな」という感じでもあるのですが、それは結果論です。

 

リピート系自動売買の「損失加速のリスク」を考えれば、「このままではマズイ」と感じる局面では何らかの手を打つべきだと私は思っています。

 

この運用で大きなリスクを負うつもりはありません。

 

「安全第一」で堅実のやっていくためにも、損失加速のリスクを意識してやるようにしています。

リピート系自動売買2018 目次

2018/04/18


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ