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リピート系自動売買 運用設定基本ルール

運用通貨ペアを選んだら、次は「設定ルール」です。どの口座にも共通するルールと設定毎に適用しているものがあります。

 

とはいっても、内容はシンプルなものです。早速始めさせていただきます。

2項目の運用設定基本ルール

設定ルール

 

  • 最大ポジション時でレバレッジ4倍
  • 各口座の特性を活用して設定する。

 

単純ですが、今のとことこの2つで問題なく運用できています。

 

最大ポジション時でレバレッジ4倍

 

これは、最高ポジションになったときにどれくらいのレバレッジになるのかという基準でみます。

自動売買 設定基本ルール

現状この計算は、それほど厳密には行わず大雑把にやっています。

 

運用資金100万円で米ドル円買い設定を作るとすれば、現在の為替水準であれば1000通貨で40本、最高ポジション4万通貨という具合です。

 

米ドル円109円くらいから30銭刻みで買い下がっていけば、40本目の買いポジションは米ドル円97円前後になります。

 

40本の買いポジションが建つと買い平均値は103円くらいになり厳密にはレバレッジ4倍をちょっと超えてしまうのですが、これくらいは多目にみるという感じです。

 

これでも、リピート系自動売買運用者の中ではかなりの資金的余裕を持たせているほうです。

 

この辺は、「余裕をもたせすぎる」と言われるくらいで調度良いと思っています。

 

この連載中で既に書いていますが、リピート系自動売買で最も注意しべきリスクは「損失加速のリスク」です。

 

リピート系自動売買 始める前に知っておくべきリスク

 

米ドル円買い設定で、10円規模程度の下げであれば含み損はそれほど大きくは膨らみません。

 

でも、10円くらいでも含み損の増え方にはちょっとビックリします。

 

私自身、「1000通貨づつの設定なのに、こんなに増えるのか」と感じていました。これが15円・20円となった時の増え方は、経験してみないとわからない恐ろしさがあります。

 

私自身もまだリピート系自動売買でその大きな値動きを経験はしていません。一般の裁量トレードでは、何度も経験していることです。

 

「損失が底なしに増えていきそうな恐怖」

 

こういう恐怖にとらわれてしまうと、正常な売買判断も出来なくなってしまいます。

 

恐怖にとらわれてしまえば、もう少し我慢すれば良さそうなところでも、損の増大を防ぐために損きりをしてしまう事態も想定されます。このルールは、そういう失態を犯さないためのルールです。

 

米ドル円・豪ドル円20円クラスの下げに正常な気持ちを維持でして対応できる限界を想定して「最大ポジション時でレバレッジ4倍」というルールを作っています。

 

各口座の特性を活用して設定する。

 

実際の個別口座設定においては、各口座の特徴を活かした設定を心掛けています。私が「活かすべき特徴」と感じているのは以下の部分です。

 

トラリピ口座

 

利益を大きく伸ばせる可能性のある「決済トレール」を組み込んだ設定を中心にしています。

 

決済トレールは、片道手数料5銭と通常ちょっと負担が大きくなっています。

 

6月末までは、手数料無料で使えます。しかも、この期間に設定しておけば手数料無料キャンペーン終了後も当面手数料無料で使えるということなので、このチャンスを活かすべく取り組んでいます。

 

トラリピ手数料無料キャンペーン 期間終了後も無料ってどういう事?

 

ループイフダン口座

 

この口座は、大きく2つの特徴を意識して利用しています。

 

  • 1万通貨未満では手数料負担が最も少ない。
  • スワップポイントが高水準

 

米ドル円設定では、スプレッドは2銭となるものの手数料無料のため他口座の「スプレッド+手数料負担」の比較でいくと、もっとも投資家負担の小さい口座がループイフダンです。

 

この口座は、スワップポイントも高水準です。

 

これを活用するため、「売買値幅は狭目」で円高時期はスワップポイントをじっくり溜め込むのを前提とした設定を走らせています。

 

参考記事:高スワップポイントを活かした設定例

 

トライオートFX口座

 

トライオートFXも様々な特徴を持っています。

 

  • もっとも自由な設定ができる。
  • 同じ口座で手数料無料の裁量トレードもできる。

 

40本の注文を同時設定しても、稼働後に1本1本の設定変更や停止・再稼働などが自由にできます。

 

なので、動かしてから急激な相場変動で「これはマズイかも」と感じたようなときには、買い下がりを一旦停止しておき、状況が好転したら再稼働という操作も可能です。

 

  • 米ドル円109円で買い下がりストップ
  • 米ドル絵円106円より買い下がり再開

 

トライオートFXであれば、こんなことが簡単にできます。

 

こうすれば、恐怖を感じるような暴落時期などに含み損が加速度的に増加するのを止めることが出来ます。

 

そして、このトライオートFX口座では自動売買と裁量トレードが同じ証拠金でできます。

 

トライオートFXでの裁量トレードは手数料無料です。

 

トライオートFXは、証拠金MAX制度採用口座でもあるため、自動売買で米ドル円買いポジションを保有していれば、その両建てとなる範囲内で米ドル円売りポジションも証拠金ゼロで作れます。

 

  • 自動売買:米ドル円買いポジション10万通貨
  • 手動売買:米ドル円売りポジション10万通貨

 

こんな感じで作った両建てポジションにに必要となる証拠金は、買いポジション10万通貨分だけという意味です。

 

この制度はなかなか便利で効率的なため、ちょこちょこと使わせて頂いております。

 

参考記事:証拠金MAX制度活用して両建て功勢

 

しかも、トライオートFX取引スプレッドは、米ドル円原則固定0.3銭など軒並み業界最狭水準であるため他の裁量トレード口座の取引条件と遜色ありません。

 

この特徴を活用して、自動売買で「買い」+裁量トレードで「売り」といった両建て売買をしたりしています。

損失対応は迅速に利益対応はゆっくり・・やるには?

リピート系自動売買は、どなたにでも利益を出していける運用法です。

 

1回1回の取引で手数料負担はあるものの、高額なEAや商材の購入も要りません。一度動かしてしまえば、管理の手間もかかりません。

 

ここまでは、誰でもできます。

 

リピート系自動売買で利益を出していくために案外大切なのは「焦らない事」です。

 

  • もっと儲けたいと焦らない。
  • 設定が全然動かなくても焦らない。

 

いろんな意味で「焦りらない事」が大切です。

 

稼働して暫く、自分の設定がほとんど動かないこともあります。あるいは、為替相場が想定外の動きをして含み損が加速度的に増えることだってあるかもしれません。

 

そういう時でも、焦らずに対処していければ大きな怪我にはなりにくいです。

 

対処の仕方のポイントとしては、「損失対応は迅速に利益対応はゆっくり」というところでしょうか。

 

「もっと儲けたい」という気持ちでコロコロと設定変更するケースが多いのですが、それによって後日の災難を招くこともあります。

 

利益対応は、ゆっくりとやった方が良いです。

 

逆に、損失対応は迅速にすべきです。

 

いつもは気にならないのに、口座状況が気になって気になってしまうような時があります。含み損増加が加速しているような時に起きやすい心理パターンです。

 

こういう時は、心理的に既に追い詰められているようなことも多いものです。

 

稼働している設定を「一旦稼働停止」して冷静になって対処法を検討するという決断を検討してはいかがかと思います。

 

一時的に損きりとなってしまうこともあるかもしれませんが、焦らず時間をかけてやっていけばリピート系自動売買を軌道に乗せていくのはそれほど難しいことではありません。

リピート系自動売買2018 目次

2018/05/07


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