総合損益479,813円 ゆっくり攻めています。
FXオプションからのスワップ投資、2020年2月13日の運用状況をまとめました。
先週から今週にかけて新規ポジションはありません。
米ドル円もそれほど動いていないのですが、「FX+FXオプションのダブル利益」が全体の利益を押し上げてくれている状況です。
この運用法は以下の特長があります。
FXオプションからのスワップ投資 5つの特長
- 安値でFXポジションを作るのに有効
- FXオプションを使って、FXポジションの買い平均値を下げる
- FXオプションでプレミアム受取利益が発生。
- FXポジション変更後はスワップ投資でスワップポイント+為替利益を狙う
- 月5〜10万円のスワップ+プレミアム受取(2019年11月10〜20万より変更)による定期収入
- 米ドル円上昇時はFX買いポジションでの不定期利益
FXオプションからのスワップ投資 保有ポジション状況
この運用で保有しているポジションは、「FXオプションのポジション」と「FXポジション」の2種類に分かれます。
FXポジションは、FXオプションの権利行使によって発生したものをくりっく365口座に移動させたものです。
それぞれの状況を定期的に確認しています。
FXオプション部分(2月13日)
現在保有中のポジションはこちらです。
保有中のFXオプションポジションは3本あります。
米ドル円現在値は110.06円です。
- 作成日:2020年1月6日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション買い
- 作成時点の米ドル円:107.866円
- 権利行使価格:107.000円
- 権利行使期日:2月26日
- 売買数量30万通貨
- プレミアム:0.745
- 損失上限:0.745×30万通貨=223,500円
- 損益分岐点:109.00−2.001=106.999円
プレミアム現在値は0.000です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム支払損失 | 223,500円 |
含み益 | 0円 |
差引損益 | −223,500円 |
プットオプション買いは「下げ相場で利益・上げ相場で損失」となり「利益限定なし・損失限定」という性質を持ちます。
このポジションは「米イラン衝突」による米ドル円下落にに備えて作成したポジションです。
権利行使日の2月25日に、107円よりも下げるような局面となれば大きな利益となる可能性があります。
ただ、権利行使日に107円以上であればプレミアム価値はゼロとなり、ポジション作成時に支払ったプレミアム代金の全額損失となります。
- 作成日:2020年1月9日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り
- 作成時点の米ドル円:109.110円
- 権利行使価格:109.00
- 権利行使期日:2020年6月24日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:2.001
- 利益上限:2.001×10万通貨=200,100円
- 損益分岐点:109.00−2.001=106.999円
プレミアム現在値は1.249です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 200,100円 |
含み損 | −124,900円 |
差引損益 | 75,200円 |
プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」となり「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。
1本目ののプットオプション買いとは真逆のポジションです。
このプットオプション売りでは、為替相場が大きく動かなければ日数経過とともに収支が改善されやすい傾向があります。
FXオプションのプレミアムは「時間的価値」が加味されているため、日数経過により時間的価値が減っていくとプレミアムも下げやすくなるからです。
プレミアムが下がれば、「売り方」であるプットオプション売り保有者は利益が増加するという仕組みです。
- 作成日:2020年2月3日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り
- 作成時点の米ドル円:108.450円
- 権利行使価格:106.000円
- 権利行使期日:3月25日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:0.356
- 利益上限:0.356×10万通貨=35,600円
- 損益分岐点:106.000ー0.356=105.644円
プレミアム現在値は0.113です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 35,600円 |
含み損 | −11,300円 |
差引損益 | 24,300円 |
このポジションは、スワップポイント同等額部分を低リスクで取るという目的で実験的に作ったポジションです。
3月25日の権利行使日に米ドル円が106円割れしなければ、10万通貨買いポジションで受け取れるスワップポイントよりも3割程度多い利益が確定します。
仮に権利行使日に106円割れしたときは、「FXの米ドル円買いポジションに変身」する予定です。その場合、そのままFX保有ポジションとして加える方針でいます。
FXポジション部分(2月13日)
現在保有中のポジションは、米ドル円買いポジション10万通貨です。
この保有ポジションは、FXオプションの権利行使日にFXポジションとなったものを損きりして、くりっく365口座で建て直したものです。
参考記事:FXの実質買値を下げる方法と手順の事例
FXポジションをサクソバンク証券からくりっく365に移動させたのは、「くりっく365の米ドル円スワップポイントが長年高水準を継続している実績」があるためです。
- くりっく365 229円(4日分)⇒1日換算57.3円
- サクソバンク証券 39円
スワップポイント差は18.3円あります。
2020年2月13日 総合損益とここからの方針
項目 | 損益 |
---|---|
FXオプション損益 | 966,695円 |
FX損益(確定分) | −735,302円 |
FX+FXオプション(含み損益) | 248,420円 |
総合損益(含み損益考慮) | 479,813円 |
米ドル円現在値 | 110.060円 |
- 運用開始日:2019年3月21日
- 運用通貨:米ドル円
- 買いポジション最大40万通貨(FX+プットオプション売り合計
- 運用資金1200万円(1万通貨あたり30万円)
含み損益も入れた総合損益が479,813円となりました。
前週では総合損益428,763円でした。
米ドル円は109.79⇒110.06円と若干の円安です。
この記録を取り始めてからの最高記録509,388円に近づいてきています。
ここから記録更新していけるといいんですけどね。
現在の保有ポジションは、1日経過するたびに「FXのスワップポイント」+「FXオプションの時間的価値減少による利益増」の2つの利益を着実に取れる形になっています。
これを、この運用法では「FX+FXオプションのダブル利益」と呼んでいます。
1日分は大した金額ではないのですが、1ヶ月・2ヶ月経過となるに従い数万円〜10万円以上となっていきます。
総合損益を100万円・200万円に一日でも早く達成したいと思う時もありますが、そういう気持ちはできるだけ捨てるようにしています。
どのような運用法でもそうなのですが、こういう運用では特に「早く利益を増やしたい」という気持ちを持つと、後々不利となるポジションを作りかねません。
焦らず、ゆっくり、を意識しながら攻めていきます。
米ドル円売買で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。
「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。
FXオプション運用の主要ページ
FXオプションかわのスワップ投資 関連ページ
サイト内他記事