スワップポイント5年物FXポジション損きりでわかった事
先日誤操作にて不本意ながら損きりしてしまったFX積立でのFXポジション、スワップポイント累積の効果についてまとめました。
FX積立の強味とは
2019年1月16日にやってしまったFX積立口座誤操作による損きり約定画面です。
どうして誤操作になってしまったのかに興味がある方は、過去記事:SBIFXトレード両建て操作で損失計上の巻をじっくりと読まれてみてください。
両建てでいつも使っているDMMFX・くりっく365とSBIFXトレードの新規注文時の両建てポジションの取扱いの違いによるものです。
注意して操作すれば防げるものなのですが、私のように月に1回しかSBIFXトレード口座で注文を出さないようなタイプは、次の注文時には忘れてしまって同じ間違いを繰り返す可能性がありますのでご注意くださいませ。
今回みて頂きたいのは、その中身です。
約36万円の損きりとなったのですが、その内訳はこうなりました。
項目 | 損益 |
---|---|
為替損失 | ー889,899円 |
スワップポイント蓄積分 | 525,350円 |
合計損益 | -364,549円 |
単純に損きりされたポジションの為替損失は889,899円もあったんです。1本1本は数千通貨の買いポジションなのですが、買値100円台の豪ドル円買いポジションもあったので、結構大きな損きりになっています。
それでも、最終損失がー364,549円と半分以下に減ったのはスワップポイント累積分が525,350円もあったからです。
SBIFXトレードで両建て状態で自動決済となる場合、古いポジションから決済対象となります。
このため、1月の誤操作ではスワップポイントが5年以上貯まっているようなポジションから損きりされています。
スワップポイントが5年も貯まると、やっぱり相当な威力あります。
画像では、一番上に損益などの集計数字があって、その下に個別ポジションの損益数字がでています。
一番上のポジションは、買値102.2196円のポジションです。それが1月16日に78.1301円で決済されています。
単純な損失はー17,657円ですがスワップポイント累積分は7.784円ありました。実質的な損失は1万円弱で済んでいます。
買値102.2196円⇒決済値78.1301円ですので、約24円の下落です。通常なら相当痛い損きりです。それでも、スワップポイントのお蔭で損失が4割以上減らせました。
私同様、FX積立を続けている方は似たようなポジションを保有されていると思います。
下げ相場が続く間は、その効果を実感することはないかもしれません。
でも、買いポジションを保有したままスワップポイントを受取続けているだけで、数年もすればそのポジションは相当強くなっています。豪ドル円であれば、5円以上下がっても問題ないくらいになります。上げ相場到来はまだ先になりそうですが、ここはきっちりとスワップポイントを貯めておく時期だと思っています。
この効果を実感しながら、これからもFX積立を続けていくつもりです。只今口座開設だけで500円貰えるキャンペーンも実施中です。