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くりっく365 建玉整理 実例

前回までの南アフリカランド円売買連載ZARJPY売買今後の方針 ZARJPY概論 最終回内容にもとづく最初の利益決済を先日行っております。決済方法で「建玉整理」というくりっく365独自機能を活用した決済となりました。

 

あまり知られていないくりっく365建玉整理機能の実例として参考になれば幸いです。

くりっく365の決済方法は2種類ある。

今週の水曜日に行った南アフリカランド円の売りポジションの利益確定記事です。

 

参考:建玉整理のメリットと方法

 

この仕掛けは、連載したやり方で行ったものです。決済で使った「建玉整理」昨日は下記にてもまとめてあります。

 

参考:「くりっく365 建玉整理機能」の使い方 両建て派必須知識

 

この建玉整理は、両建て系運用や大損回避などにも使える便利な機能でメルマガでも何度か紹介させて頂いております。でも、具体例がないとピンとこないものでもあります。

 

あまり知られていないのですが、くりっく365の決済は2種類あります。

 

  1. 単純に反対売買する(一般的な決済)。
  2. 決済ポジションを選んで相殺する(建玉整理)。

 

1番目の方法は「売りポジション⇒買い決済注文で決済」というパターンです。通常のFX口座ではこの方法でしか決済はできません。2番目の方法がくりっく365独自のもので建玉整理と呼ばれていて、口座内で同一通貨の反対ポジションがあるときに使えます。

 

両建てにしないと意味がない機能のように思えるかもしれませんが、私のように「敢えて両建てにして建玉整理を使う」というパターンもあります。

 

当然「それだけのメリットがある」と思っているのでこの方法を使います。

 

今回の決済は、7.235円で決済予定だったのですが、決済対象として選んだのは7.345円の買いポジションです。決済予定だった7.235円は、新規買いポジションとして残してあります。

 

これにより、くりっく365口座内の南アフリカランド円買いポジションの買い平均値を数銭ですが下げることができました。

 

この残したポジションはスワップポイントサヤ取りによるものです。この運用法は、買いポジションの買値を下げておくと利益を更に伸ばしやすくなります。

 

参考:スワップポイントサヤ取り 主要通貨組み合わせ

 

既にポジションをお持ちの方はこのメリットは説明不要かもしれません。

 

この運用法は、相場観は必要なくポジション操作もできるだけしないのがもっとも利益が伸びる方法です。つまり、スワップポイント差で利益が出る限り「両建てポジションを維持」しておくだけで利益が増えていくからです。

 

南アフリカランド円買いポジションの買い平均値を下げておけば、暴落にも強くなりポジションを維持しておきやすくなります。

 

なので、今回の私の決済も単純に決済して利益を出すよりも、スワップポイントサヤ取りポジションの買い平均値低下に活用することで、全体の運用利益を増やす形で使っています。

証拠金MAXとの相乗効果

くりっく365には、両建て派にとって有難いもう一つの仕組みがあります。それは両建て時に証拠金を共有できるという制度で「証拠金MAX制度」とも呼ばれています。

 

これを使うと、こんなことができます。

 

参考:追加資金ゼロ円で南アフリカランド円売りポジション仕掛け

 

この記事は、先ほどの決済ポジションの仕掛けのときのものです。

 

300万通貨の買いポジションを保有したまま100万通貨の売りポジションを作っているのですが、100万通貨売りポジションのための証拠金は買いポジションと共有されているので、証拠金が要らない感じになっています。

 

追加資金ゼロ円というのは書きすぎかもしれませんが、実際その通りなのです。

 

馴染みのない方には、「キツネにつままれたような話」かもしれません。まあ、これを使ったからって絶対儲かるとかいうものではないので誤解はなさらないようにお願いいたします。

 

次回、後編としてその特徴をもう少し詳しく書かせていただきます。

ZARJPY売買概論 目次

 

南アフリカランド円売買2016年主力口座は以下の2つです。

 

2016/05/09


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