南アフリカランド円暴落相場専用EA バックテスト結果検証
メルマガで連載している南アフリカランド円で書いた記事の検証用EAを作成してみました。少し加工すれば使えるかもしれません。
南アフリカランド円暴落相場専用EA バックテスト結果検証
メルマガ連載を記事にまとめているZARJPY 概論で南アフリカランド円買いに使えそうなテクニカル指標を2つ紹介しています。折角ですので、MT4上で検証してみることにしました。
検証に使ったMT4はOANDAJAPAN(オアンダジャパン)で、期間は2008年12月23日〜2016年3月24日です。
移動平均乖離率 EA
連載記事:移動平均乖離率と南アフリカランド円で取り扱ったパターンのEAです。乖離率ー10%にするとほとんど売買がないので、−5%まで基準を上げています。売買回数は15回あります。
個別売買をみていくと売買が無かった年は2014年のみで、あとは年に2〜3回程度のチャンスがあるという展開になっています。
RSI EA
連載記事:南アフリカランド円買いからの勝機 RSIでみた買い基準のパターンです。RSI10だと、OANDAJAPANではほとんど売買がありません。そのため、基準をRSI20としています。
これによって売買回数は6回程度発生しています。7年半で6回程度の売買回数というところから推測できるように、滅多に買いシグナルが発生しません。2009年・2010年・2014年は1度もないという具合でレアであるがゆえに確実性の高い買いシグナルという見方もできます。
2つのEAの特徴をまとめると以下のような表になります。
RSI |
移動平均乖離率 |
|
---|---|---|
売買回数 |
6 |
15 |
利益額 |
1595pips |
3989pips |
勝率 |
100% |
100% |
両方ともに、暴落期がくれば有効な買い場を提供してくれそうです。
売買回数が少ないため、現実の売買に使うのであればこのEAはシグナル程度にして最終的な売買判断は、裁量で行うほうが良いかもしれません。
このEAの元々の買いシグナルは、DMMFXのチャートを使って目視で行うものです。年に数回ですので、目視でも良いと思いますし、忘れないようにということであればEA化してしまうというのもありです。
もう少し改良してから実際のEAとして動かす検討をしてみます。