コロナ・ショック対応新規ポジション【FXオプションからのスワップ投資2020年4月9日】
コロナ・ショックによる高ボラティリティを活用した新規ポジションを入れています。
10日ほど前に投下したポジションの権利行使も発生しています。
それらの状況と保有ポジション状況をまとめました。
この運用法は以下の特長があります。
FXオプションからのスワップ投資 5つの特長
- 安値でFXポジションを作るのに有効
- FXオプションを使って、FXポジションの買い平均値を下げる
- FXオプションでプレミアム受取利益が発生。
- FXポジション変更後はスワップ投資でスワップポイント+為替利益を狙う
- 月5〜10万円のスワップ+プレミアム受取(2019年11月10〜20万より変更)による定期収入
- 米ドル円上昇時はFX買いポジションでの不定期利益
権利行使+コロナ・ショック対応新規ポジション
まずは、権利行使となったポジションからです。昨日権利行使となったポジションが1本あります。
ポジション作成時に52,600円のプレミアムを受けっとったポジションです。
権利行使日の米ドル円が権利行使価格107円以上となったのでプレミアム価値はゼロ円となり、最初に受け取った52,600円の満額利益が確定しています。
本日、これと同じポジションを仕掛けています。
権利行使価格107.500円のプットオプション売り10万通貨です。今回のプレミアム受取は47,100円でした。
- 作成日:2020年4月9日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り
- 作成時点の米ドル円:108.850円
- 権利行使価格:107.500
- 権利行使期日:2020年4月29日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:0.471
- 利益上限:0.471×10万通貨=47,100円
- 損益分岐点:107.50−0.471=107.029円
権利行使日まで3週間ほどの短期ポジションです。
権利行使価格は米ドル円現在値よりも1.35円程安値ですので、確率的に「利益になりやすいポジション」となっています。
現在値よりも1.35円も安値のプットオプション売りで、3週間ほどで47,100円のプレミアムが受け取れるということは通常時ではあり得ないことです。
これは、為替相場がコロナ・ショックによる高ボラティリティ相場となっていることによるものです。
その高ボラティリティも、一時よりは大分下がりました。
それでも、通常時よりは高い水準になっているので、その状況が続く限りは今回のようなポジションで利益をちょこちょこといただきたいと目論んでおります。
状況に合わせてじっくり攻めていきましょう。
「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。
以下「現在の保有ポジション状況」「総合損益 今後の方針」と続きます。
FXオプションからのスワップ投資 保有ポジション状況
この運用で保有しているポジションは、「FXオプションのポジション」と「FXポジション」の2種類に分かれます。
FXポジションは、FXオプションの権利行使によって発生したものをくりっく365口座に移動させたものです。
それぞれの状況を定期的に確認しています。
FXオプション部分(4月9日)
現在保有中のポジションはこちらです。
保有中のFXオプションポジションは1本です。
米ドル円現在値は108.945円です。
- 作成日:2020年3月10日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り
- 作成時点の米ドル円:105.400円
- 権利行使価格:105.00
- 権利行使期日:2020年5月27日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:2.369
- 利益上限:2.369×10万通貨=236,900円
- 損益分岐点:105.00−2.369=102.631円
プレミアム現在値は0.608です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 236,900円 |
含み損 | −60,800円 |
差引損益 | 176,100円 |
プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。
このポジションは、権利行使日5月27日に米ドル円が権利行使価格105円を上回っていれば236,900円のプレミアム受取分の満額利益が確定します。
105円未満となった場合は、FX口座で105円の米ドル円買いポジションとする予定です。
2本目のポジションです。
- 作成日:2020年4月9日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り
- 作成時点の米ドル円:108.850円
- 権利行使価格:107.500
- 権利行使期日:2020年4月29日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:0.471
- 利益上限:0.471×10万通貨=47,100円
- 損益分岐点:107.50−0.471=107.029円
プレミアム現在値は0.590です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 47,100円 |
含み損 | −59,000円 |
差引損益 | −11,900円 |
4月29日に権利行使日となるポジションです。もしも、権利行使日の米ドル円値が107.500円を下回るようであれば、FXポジションでの米ドル円買いポジションとして保有する予定です。
FXポジション部分(4月9日)
現在保有中のポジションは、米ドル円買いポジション10万通貨です。
この保有ポジションのうち10万通貨は、FXオプションの権利行使日にFXポジションとなったものを損きりして、くりっく365口座で建て直したものです。
参考記事:FXの実質買値を下げる方法と手順の事例
FXポジションをサクソバンク証券からくりっく365に移動させたのは、「くりっく365の米ドル円スワップポイントが長年高水準を継続している実績」があるためです。
- くりっく365 39円(3日分)⇒1日換算13円
- サクソバンク証券 −9円
くりっく365の方が22円高い状況です。
来週以降もサクソバンク証券が高い状況が続くか注目しています。このまま高いようであれば、FXポジションもサクソバンjク証券で保有する方が良いということにもなります。
私は、有利な方を使っていきます。
FXオプションからのスワップ投資 過去の成績
2020年 月別成績推移
2020年の月別の確定利益推移です。
- 2020年運用開始時元金 11,850,114円
年月 |
利益額 |
2020利益 |
利益率 |
---|---|---|---|
2020年1月 |
345,680円 |
345,680円 |
2.92% |
2020年2月 |
125,700円 |
471,380円 |
3.98% |
2020年3月 |
29,200円 |
500,580円 |
4.22% |
2020年4月 |
47,100円 |
547,680円 |
4.62% |
年度別成績
- 運用原資 12,000,000円
- 運用開始年月:2019年3月
年 |
利益額 |
累計利益 |
---|---|---|
2019年 |
-149,886円 |
-149,886円 |
2020年 |
547,680円 |
397,794円 |
2020年4月9日 総合損益とここからの方針
項目 | 損益 |
---|---|
FXオプション損益 | 327,746円 |
FX損益(確定分) | 70,048円 |
FX+FXオプション(含み損益) | −338,600 |
総合損益(含み損益考慮) | 59,134円 |
米ドル円現在値 | 108.945円 |
- 運用開始日:2019年3月21日
- 運用通貨:米ドル円
- 買いポジション最大40万通貨(FX+プットオプション売り合計
- 運用資金1200万円(1万通貨あたり30万円)
総合損益59,134円、含み損を入れてもプラスを確保しています。
前回記事のときは米ドル円が110.845円で、総合損益は240,513円でした。
今回は2円以上円高になっているものの、まだ総合損益はプラスを確保できています。
ここのところの米ドル円は、少し下がる局面はあるものの、底堅い値動きをしています。
もしも、ここから下がるような局面があれば、あと10万通貨くらい仕掛けていく予定でいます。
米ドル円売買で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。
「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。
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