米中首脳会議どうなる? 上昇下落どちらでも利益
世界中が注目している米中首脳会議、どういう流れになるにせよ相場は大きく動きそうです。上げ下げの予測は難しいですよね。こんな時に利益を狙える方法をご紹介します。
上げるか下げるかわからないけれど大きく動きそう。
FXオプションを使えば、こういう時でも利益を狙えます。
FXオプション ストラドル戦略 狙うは豪ドル円辺り
上げるか下げるかわからないけど、大きく動きそう。こういう時に使えるのが「ストラドルの買い戦略」です。
ストラドルの買いは、リスクを限定しながら利益を大きく狙えるという特徴があります。
米中首脳会議は、良い結果でも悪い結果でも為替相場は大きく動きそうです。
ここで勝負するのであれば、リスクも限定できるストラドル買いが面白そうです。実際の仕掛けは簡単です。
仕掛ける通貨は、米中両方と関係の深い「豪ドル円」あたりでいきます。
右側が「コールオプションのプレミアム値」、左側が「プットオプションのプレミアム値」です。
ストラドルの買いは、現在値近辺の権利行使価格の「コールオプション買い」+「プットオプション買い」の2つのポジションを作ることで完成します。
この画像でいくと2つある薄赤色部分でポジションを取る感じです。
- 豪ドル円現在値 82.99円
- 期日:12月5日
- コールオプション買い プレミアム0.575
- プットオプション買い プレミアム0.606
- プレミマム合計:0.575+0.606=1.181
このストラドル買いを豪ドル円1万通貨作成したとすると必要資金は、1.181×1万通貨=1.181万円です。
これ以上の資金は必要ありません。しかも、リスクもこの1.181万円(約1.2万円)が上限になります。
買いにせよ売りにせよ、FXで1万通貨の豪ドル円ポジションを保有すれば、必要証拠金だけでも3.5万円程度は必要です。
強制ロスカットのリスクを考慮すれば、10〜30万円くらいは用意する方が多いのですが、FXオプション買いであれば必要資金は数千円〜数万円で済ませることが出来ます。
このリスク上限1.181万円で作れるストラドル買いは、米中首脳会議後の値動きで以下のような感じになります。
- 豪ドル円が大きく動く、目安82.99からプラスマイナス1.181円
- 上げなら82.99+1.181=84.171円以上
- 下げなら82.99ー1.181=81.809円以下
これだけ動くと利益水準に入ります。
これみてどう思われますか。
正直なところ、楽に勝たせてはくれないなという感じもしますよね。
しかも、このFXオプションポジション期日は来週水曜日です。本日金曜日に月火水の4日間あればこれくらいの値動きはあり得るので賭けてみても面白そうだと思われる方もいるかもしれません。
もしも、米中首脳会談後に豪ドル円上昇あるいは下落など大きな流れができそうなときは、利益が乗っているFXオプションポジションをそのままFXポジションにして保有していくこともできます。あらかじめFXオプション清算方法を「スポット」にしておくだけです。
米中首脳会議で一勝負とお考えであれば、ご検討してみてはいかがでしょう。