当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

FX両建て外し 想定外の初決済

先週、黒田東彦日銀総裁対策の仕掛け方で仕掛けた米ドル円両建てポジションの決済が無事終わりました。滅多にないと思っていたパターンがいきなり発生し、想定外の展開となりました。

 

GMOクリック証券FXネオをメインとする人が多い理由

+6,850円 FX両建て外し 決済までの流れと今後の課題

このFX両建て外しは、米ドル円を「売りポジションDMMFX口座買いポジションFXネオ口座」という形でスワップポイントサヤ取り(異業者両建)同様の両建てにしておいてから、大きな値動きがある時にリスクを抑えた形で外していくというやり方です。

 

両建て自体は、火曜日に作成してあり、少しですがスワップポイント差利益を毎日数百円ずつ貯めていました。金曜日に、黒田日銀総裁の発言予定があったのでそれに合わせて決済を仕掛けています。

 

まず、朝方104.00円近辺だったので「104.200で売りポジションの逆指値+利益を載せた形で買いポジションの決済指値」の2つの注文を入れております。

 

発言で大きく為替値がブレイクするようであれば利益を取れ、ブレイクしなければ決済はなく両建てポジションを維持していくためリスクは少な目というつもりで仕掛けたのです。

 

注文を出した後、米ドル円がスルスルと上がり始めて早い段階で売りポジションの逆指値がヒットしています。約定画面はこちらです。

 

FX両建て外し 2

 

104円近辺で作ってあった売りポジションなので、-16,350円という結果です。ここまでは想定通りでした。

 

このまま勢いに乗って上昇して買いポジションの利益確定決済が行われることにより、売りポジションの損失もその日のうちに回収するというシナリオだったのです。買いポジションの決済指値も+20銭程度の利益が乗せられる104.400円くらいと自分としては抑えめにしていたのです。

 

ところがですね。

 

なんと、この104.204円がこの日の高値になってしまったのです。無論、DMMFXさんがいじわるをした訳でもなく他のFX業者でも同じような最高値です。

 

なぜか、この値を天井にしてジワジワと下がり始めたのです。

 

これは、前々回の記事FXネオを使った米ドル円両建て外しで書いた最悪のパターンです。当時、こんなことを書いました。

 

このやり方で損するパターンは、「米ドル円が104円までは上昇したけれど、104.20円まではいかずに下げ始めた時」です。この場合、売りポジションは損きりとなるのに買いポジションは決済できずに残ることになります。

 

*この時のは参考例で話しているので、赤字の部分は米ドル円が104.20円までは上昇したけれど、104.40円まではいかずに下げ始めた時ということで書いている状況と同じになってしまったわけです。

 

米ドル円自体がこのまま落ちていく気配はなかったので買いポジションの指値を下げて数日様子をみていたところ、昨日無事利益確定されています。。

 

FX両建て外し

 

スワップポイントと合計で+23,200円です。売りポジションの損失と合計して+6,850円となります。

 

結果として利益となったものの、マズイ売買でした。

 

今回は、「逆指値を仕掛けていくポイントが浅かった」というのが一番の反省点です。初めての仕掛けで効を焦りすぎた気がします。もうちょっと大きな変動を狙ってゆったりと仕掛ける方がうまくいきそうな気がします。

 

最初にこういう珍しい現象が起きたのはラッキーでした。より堅実にやっていくためには、最初に不具合が沢山起きてくれたほうがすぐに修正ができて、後が楽になります。

 

今回は、収穫もありました。実際に売買をしたことで業界最狭水準の低スプレッドグループ同士の両建てはやり易いということです。値の調整がしやすいため改良を加えていけば、有効な売買ができそうです。

 

時期をみながら、再度の仕掛けを検討していきます。

2016/10/25


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ