GMOクリック証券が作り出す新しい可能性
GMOクリック証券に預けているお金に金利をつけられるシステムが出来上がっています。
あおぞら銀行がGMOあおぞらネット銀行としてGMOグループ入りしたためです。銀行⇔証券間で資金の即時振替もできます。
この即時淵替を使えば、FXネオ口座で発生したスワップポイントに金利をつけることも可能となります。
似たようなことは、他でも出来そうなものですが、実際には出来そうで出来なかった仕組みです。
今回は、その内容と注意点をまとめました。
通常金利の110倍の優遇金利
GMOあおぞら銀行の大きな特徴が、優遇金利です。GMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の口座を開設すると、預金金利が優遇される「証券コネクト口座」が利用できます。
証券コネクト口座でのは、優遇金利が適用されます。
2019年4月18日現在です。0.110%です。110倍とは大げさな気はするのですが、通常金利が0.001という低水準なので実際に110倍の高さになっています。
同じような仕組みを持つ、ライバルグループは以下のようになっています。
- SBI証券ー住信SNIネット銀行は0.10%
- 楽天証券ー楽天銀行(マネーブリッジ利用者)0.10%
これと比較すると、「証券ネクスト口座」の0.11%はこの2つを意識して決めたような感じですね。
良い意味で競争続けて欲しいところです。
ATM手数料も月2回無料ですので、普段の生活口座としても使えます。
FX・証券口座との資金振替もスムーズです。
自動ログインも便利ですが、2番目の余力自動反映は株式投資家にはメリット大きいですね。信用取引の余力を自動的に入出金して余裕分は金利がつく状態にできます。
いずれFXにも導入して欲しい制度です。
FX口座で便利に使えそうなのが、即時振替です。
元々株式投資に比べれば、FXの入出金は手数料無料でスムーズに出来る方だったのですが、いくつか不満点がありました。
- 入金は手数料無料でスムーズに出来るが、出金手続きは1〜3日くらいかかることが多い。
- 入出金ともに手数料無料でも、利用頻度が多くなりすぎると口座凍結などの取引制限対象になることもある。
口座凍結の話しは、今のところほとんど聞かないのですが、ネットで情報を拾うと1日に2回くらいのペースで使うとなるという話があります。
そうでなくても、出金には時間がかかるのが普通なので、「FXの余裕資金を一旦銀行において金利をつけておこう」というのは気軽に出来るものではありませんでした。
しかし、GMOクリック証券+GMOあおぞらネット銀行の「証券コネクト口座」の即時振替を使えばそれが可能になるかもしれません。
FXネオだから有効 FXのスワップポイントにさらに金利をつける仕組み
GMOクリック証券のFXネオ口座は、FX取引高7年連続世界一の実績を持ちます。
実際に、多くの投資家から選ばれる特徴をいくつか持っています。
その一つが、FXネオ口座のスワップポイントが「引き出し可能タイプ」ということです。
「引き出し可能タイプ」というのは、米ドル円買いポジションなどでスワップポイント受取が発生する場合は、ポジションを決済しなくてもすぐに口座残高反映されて出金が可能となるという意味です。
この仕組みを利用すれば・・・
米ドル円買いポジションを保有しながら発生したスワップポイントは即時振替してGMOあおぞらネット銀行で高水準の普通預金金利をつけておく
これが手軽にできるようになります。無論、単純なFXの余裕資金も普通預金に即時振替しておけば金利が付きます。
普通預金資金はFX・くりっく365・株式・CFD口座に即時振替できるので、資金が必要となったときはすぐにGMOクリック証券口座に戻せます。
長期保有のスワップ投資ポジションやスワップポイントサヤ取りポジションでは、この方法は有効に使えます。
実は、この仕組みの便利さには昨日気づきました(汗)。
この続きは、口座連携して使ってみてから書かせていただきます。まずは、報告まで・・・。