米ドル円によるFX積立概要
覇国積立の概要をご紹介します。まずは、米国編からです。
米国部門 概要
覇国積立米国編の大まかな布陣はこうです。
- 投資分野 FX
- 内容 米ドル円買い
- 運用開始元金:10万円
- 積立額 月1万円
運用開始時元金の10万円は、積立金が貯まるまでの預け金の意味合いです。資金がある程度の規模になったら出金する予定です。(2019年8月29日ルール変更。10万円は入れたまま続けていきます。)
米国部門は「FX」で攻めます。
FX口座はマネーパートナーズFXnano口座を使います。
多くの特徴と持つ口座なのですが、積立投資では以下の機能が有効に使えそうです。
- 最小売買単位 100通貨
- スワップポイント振替機能あり。
- リピート系注文である連続注文が使える(手数料無料)。
- 簡単な自動売買機能も備えている。
- 証拠金を外貨両替で外貨に変更もできる。
もともとここ独自の特徴をいくつもあるユニークなFX口座です。
100通貨単位で売買できるので、毎月1万円の積立金でも運用資金としては充分です。
毎月の買い注文は、「通常注文の買い」+「連続注文設定」の2本立てで行います。
米ドル円は、一定値幅で往来相場をする時期の長い通貨ペアです。その往来期には、連続注文で利益を伸ばすような運用が出来ればと思っています。
スワップポイント振替機能もあるので、貯まったスワップポイントと損きりを一緒にやるようなポジション調整も手軽にできます。
マネーパートナーズには、移動平均線を使った「自動売買機能」もあるのですが、この活用は今後の課題です。
外貨両替の機能は、マネーパートナーズのお家芸といっても良いほど充実しています。
運用上も「証拠金を外貨にする」という小技も使えます。

そうすると、何が良いの?
円安傾向のときは、「ポジションと証拠金の両方に利益」が乗っていく展開にできるんです。
ちょっと、面白そうでしょう。
無論、円高時には「ポジションと証拠金の両方で損失が増える」ことになるので、この方法は諸刃の剣ともなります。
使う時は慎重に選ばねばなりません。
この小技は、どこかで使うかもしれません。
売買の基本ルール
大まかですが、現在決めてあるルールをご紹介します。
毎月の積立ルール
- 運用口座:100通貨売買のできるマネーパートナーズFXnano
- 毎月の積立額:1万円
- 毎月の買い数量:0〜400米ドル
- 最大レバレッジ目安 4倍以内
- 売買頻度:月1回+連続注文
毎月のポジションの作成は、2つに分けてやっています。
- 単純に成行注文で作成する米ドル円買いポジション。
- 連続注文による米ドル円買い⇒売り⇒買いのリピート系自動売買
2019年8月は、1万円積立で合計400通貨の買いでした。
内訳はこうです。
- 200通貨 単純に買いポジション作成 買値106,692円
- 200通貨 連続注文で設定 ⇒買い106.50 利益50線 連続回数3回
連続注文は、106.50円で買い⇒50銭上昇したら利益確定という内容です。
これを最高3回繰り返すように設定してあります。
今月に関して言えば、この連続注文は買いポジションを作ったままで、決済までの上昇はありません。
この辺は、このまま来月まで放ったらかしです。
連続注文がうまく入る月もあれば、入らない月もあるのは想定内です。たまに、うまく入って利益上乗せとして貢献しれくれれば良いからです。
こんな感じで「手間なく」「気楽に」買っていきます。
利益確定 2つの基準
利益確定は、当面2つの基準で行います。
- 上昇後の往来で利益確定
- 連続注文で利益確定
米ドル円は、「大きな動き」⇒「一定レンジでの往来相場」⇒「大きな動き」⇒「一定レンジでの往来相場」といった感じで動くことが多い通貨ペアです。
利益確定として狙っていくのは、「大きな上昇のあとの往来相場」です。
あとは、為替水準を考慮しながらやっていきます。
2019年8月現在、米ドル円は104〜6円台を往来しています。
この水準は、長期的にみて「かなりの安値水準」です。こういうところで作った買いポジションは将来大きく上昇したときに大きな利益を生み出してくれる可能性があります。
なので、少々の上昇で売ることはしません。
概ね、買値から10円くらいの上昇で売る予定でいるのですが、現在のような安値水準のポジションは、もっと大きく上昇してからにしようという感じで考えています。
連続注文は、月初の積立時に設定します。
そのまま1か月間放っておいて、自動売買として利益を上乗せしていくつもりでいます。
現在のところ、こういう大まかなルールでやっています。
米国編の勝算
始めたばかりですが、この「米ドル円 FX積立」はほどほどの利回りは確保できそうです。
当面5%は大丈夫かなと思っています。
5%はスワップポイントで確保できそう
米ドル円は、「高スワップポイント」も魅力の一つです。
現在、FX積立で使っているマネーパートナーズFXnano口座では米ドル円1万通貨で65円のスワップポイントになっています。
- 1年分のスワップポイント概算:65円×365日=23,725円
100万円の証拠金で1万通貨(約レバレッジ1倍相当)の保有でも1年で2.3%相当の利回りになります。
レバレッジ2倍でやれば、スワップポイント受取だけで2.3×2倍=4.5%の利回りが確保できる水準です。
私のFX積立は、月1万円でレバレッジ2〜4倍くらいを目安にやっていく予定でいます。
なので、これだけで5%の利回りは確保できそうです。
参考記事:月1万円積立 20年後の資産額
20年間の月1万円の単純な積立金総額は240万円です。
この期間、5%運用が出来れば、最終積立金額は411万円まで増えます。
まずは、スワップポイントで411万円までを確保、あとは米ドル円の単純売買+連続注文で利益上乗せを目指します。
利回り10%に出来れば約759万円、20%に出来れば約3109万円という水準に到達します。
どこまでいけるか・・・頑張っていきましょう。
米国株は、NISA枠で購入中
米国は、現在の覇権国(ここでは覇国と呼んでいます)であり、今後も覇国継続が有力です。
少なくとも私はそう思っていますし、日本人の大多数が同意見だろうと思われます。
なので、読者の中には、FXではなく米国株購入でいきたいという方もいるでしょう。
米国株は、1株単位で購入できるので、それも良いと思います。
私自身、NISA枠を使って毎年米国株を購入しています。
その資金は、株式売却後も米ドルのまま運用を続けています。
今年の年初に、米国株売却⇒米国債購入としてあったのを売却して、再度米国株購入に充てています。
月1万円積立で米国株購入する場合、予め意識して欲しいことが2つあります。
- 1株の株価が結構高い
- 世界同時株安のリスク
まず、米国株は1株でもそれなりの高値の銘柄が多いというところです。
代表株として有名な「Anazon」などは1株約18万円以上です。月1万円の積立を1年続けても1株も買えません。
だからといって、数百円の安い株を狙うのも相当注意が必要です。
全体がこれだけ上昇しているのに安値で放置されている株です。
米国は、大企業であっても倒産リスクはどの企業でもあります。
もう一つ、「世界同時株安のリスク」もあります。
米中の争いが激化するなどの要因があると、米国・中国関係なく世界中の株価が大きく下落する可能性があります。
この覇国積立では、投資分野をFX・CFD・株式に分けています。
こうすることで、大きな下落の影響を少しでも緩和出来ればと考えています。
3つの積立を全て株式関連にしてしまうと、世界同時株安では全て含み損という悲しい状況も有り得ます。
積立対象を米国株とする場合は、これらを考慮のうえで実行下さいませ。