覇国積立 ドイツ編概要
米国・中国ときて、最後がドイツです。
その概要をご紹介します。
ドイツ積立
【覇国積立 ドイツ編】は、以下の布陣でやっていきます。
- 投資分野 CFD取引
- ドイツ株価指数(DAX)を買っていく。
- 運用開始時元金:10万円
- 積立額 月1万円
- 当面レバレッジは0.5〜2倍を想定
投資商品は、GMOクリック証券のCFD取引を使います。
ドイツ株価指数を元にした「ドイツ30」という銘柄がありますので、それを買っていきます。
月々の積立金は1万円、この金額は他の中国積立・米国積立と同じです。
積立金額を合わせることで、米国積立・中国積立とのパフォーマンスを比較していくことにしています。
レバレッジは、最初のうちは0.5〜2倍に抑えていきます。
これは「世界同時株安が起きる可能性」を考慮してのものです。
米国と中国の争いは、最低でもこれから数年は続くとみています。
この影響で世界中の株が暴落気味になるような時期もあるかもしれません。
そうなったときに、出来るだけ傷を浅くするための措置です。
長い目で見れば、そういう株価暴落時期は「絶好の買場」ということもあります。
少しでも買いを入れられる余裕を作っておきたいと考えています。
現在低目のレバレッジで抑えておくのは、「同時株安で生き残る」ことと「安値で攻める」の2つの意味があります。
GMOクリック証券 CFD取引の特徴
今回の運用で使うGMOクリック証券のCFD取引口座は、以下の特長があります。
- ドイツ株価指数を元にした「ドイツ30」がある。
- スプレッドが狭く、手数料無料。
- 金利調整額が「売り」と「買い」が同じ「売買同値」である。
- 小さいロットでの売買ができる。
ドイツ30の存在については先程書かせて頂きました。
取引コストも安いです。手数料無料でスプレッドも狭くなっているからです。
年に4回、配当金や金利負担分を調整するための金利調整金が発生します。
ドイツ30の金利調整額は、「売」と「買」が同じ値でいわゆる「売買同値」の有利な制度になっています。
金利調整額は、他のCFD取引では「支払」>「受取」となっているところがほとんどです。
この差額は、投資家が不利になる部分です。
しかしながら、GMOクリック証券の「ドイツ30」は、「買い」も「売り」も同じ金額になっているので、金利調整額での有利不利はありません。
1枚の約定代金も、15万円前後と小さめです。例えば、くりっく株365では1枚の約定代金は150万円前後です。
GMOクリック証券では、くりっく株365の10分の1のロットの売買が出来る仕様になっています。
最大レバレッジ10倍での売買が可能なため、ドイツ30の最低必要証拠金は約1.5万円です。
毎月1万円積立で最大レバレッジでの売買をするのであれば、理屈上は2か月に1枚のペースでポジションを増やしていけます。
ただ、それではリスクが高くなりすぎます。
先程話した理由より、当面はレバレッジ0.5〜2倍以内の取引きをしていきます。
随分低いレバレッジだな。そんなに低くしなくてもいいんじゃないのか。
いやいや、これくらいでちょうどいいんです。
株は、FXなどに比べて変動が大きいのでこれくらいで始めていく方が安全なのです。
株の信用取引や日経225先物などでは、レバレッジ換算で最大3倍程度になっています。
FXなどから比べれば、相当な低レバレッジですよね。
これだけの低レバレッジでも、大きな利益を出せる方もいれば、破産にまで追い詰められてしまう方も相当います。
「信用取引は恐ろしい」とか「日経225先物取引で大損した」なんて話は、聞いたことがある方もいるかもしれません。
私も証券会社にいたころに、信用取引で借金まで作ってしまう方を何人もみました。
短期売買でやるのであれば、高レバレッジで攻めるのは有効です。
でも、保有期間が長期になる場合はレバレッジはFX以上に低くすべきです。
毎月のドイツ積立イメージ
ドイツ積立は、毎月の積立ペースが米国積立・中国積立とは違ってきます。
米国積立と中国積立は、ほぼ毎月1万円積立てて何かしらのポジションを作るような流れになります。
ドイツ積立は、他の2つの積立のように「毎月新規ポジションを作る」という形にはなりません。
これは、「当面レバレッジ0.5〜2倍の範囲内でやっていく」という方針を堅持するためです。
1枚の約定代金が15万円前後ですので、レバレッジ1倍でやるとすれば1年3ヶ月分の積立金に相当します。
相当ゆったりした積立になると思われます。
月1万円積立で安全性も考慮してやっていくためには、しょうがないところと考えています。