RSIは南アフリカランンド円売りに使えるか
RSIは、南アフリカランド円の買いでも使えそうでした。売りでも使えそうかどうかみてみます。使っているのはDMMFXチャートです。
RSI70売りでみる
下段の折れ線グラフがRSIです。紫色は「30」と「70」です。一般的には70を超えると売りと言われています。
過去2年間ですが、サラッとみた感じではこのままいけそうです。70を超えている時期が過去2年で6回くらいあるのですが、ほとんどが南アフリカランド円の直近の天井となっています。
過熱感と売り時の目安を示す参考指標とできそうな感じです。
RSIは、これまで南アフリカランド円売りで使っていた指標でもあります。数年前にも検証しているのですが、使うチャートを変更すると結果が微妙に違ってくることもあります。DMMFXチャートでも、売買回数は少ないのですが使っていけそうです。
これも、EA化して検証してみました。
RSでの南アフリカランド円売り EAによる検証
RSIの基本設定はDMMFXチャートと同じ
RSIが70を超えたら売り
利益確定 110銭
損きり 300銭
売買単位 10万通貨
期間2008年12月23日〜2016年4月8日
以上の設定でのバックテスト結果がこれです。
- 売買回数 4回
- 利益 4037.66
- 勝率 100%
正直に書きますと、勝率100%になる厳しいラインで設定値を調整しています。これは、他のテクニカル指標との優位性の比較も意識しました。
参考事例:ADXでみた売り時 南アフリカランド円研究 その3
他のテクニカル指標の方が、RSIよりも好成績を出してくれそうな感じもします。
昨年までの南アフリカランド円売売買でRSIを使用していたのは、当時の検証でもっとも良い成績だったからです。
これでも、負けることはありませんでした。
ただ、今回改めて検証しなおしてみると移動平均乖離率やADXなどの方が信憑性が高そうなのです。今後の売買には、その辺も考慮して使うテクニカル指標を検討していくつもりでおります。
ZARJPY売買概論 目次
- 第1回:南アフリカランド円売買の考え方
- 第2回:南アフリカランド円で威力発揮 「証拠金MAX+スワップポイント売買同値」
- 第3回:「くりっく365 建玉整理機能」の使い方 両建て派必須知識
- 第4回:両建て派 南アフリカランド円ポジションの回し方
- 第5回:南アフリカランド円 歴史と現状から見えるもの
- 第6回:買いでも売りでも恐怖 南アフリカランド円どう攻める
- 第7回:南アフリカランド円 買いで勝つための考え方
- 第8回:南アフリカランド円 RSIでみた買い基準
- 第9回:移動平均乖離率と南アフリカランド円 綱渡り武勇伝
- 第10回:南アフリカランド円 暴落後の反動狙いの鉄則検証
- 第11回:南アフリカランド円売り ヘタなのに勝てたのはなぜ?
- 第12回:南アフリリカランド円 売りで勝つための考え方 3つのポイント
- 第13回:ランド売りその3:慣れるまではポジションを小さく
- 第14回:スローストキャスティクス 南アフリカランド円売り研究その1
- 第15回:移動平均乖離率の売り目安 南アフリカランド円売り研究その2
- 第16回:ADXでみた売り時 南アフリカランド円研究 その3
- 第17回:RSIでみた売り時 南アフリカランド円研究 その4
- 最終回:ZARJPY売買今後の方針
- 番外編 前編:くりっく365 建玉整理 実例
- 番外編 後編:建玉整理 2つの優位性とは
南アフリカランド円売買2016年主力口座は以下の2つです。