1年で75万円の効果【FXオプションからのスワップ投資2020年9月24日】
FXオプションからのスワップ投資は、米ドル円買いポジションを保有し続けることで手堅く利益を積み上げていく運用法です。
1年・2年と続けていくことで、下げ相場でも損しにくい状況となっていきます。
後半部分では、その辺の考察をしています。1年間でどんな感じになるのかの参考になるかと思いますのでご覧くださいませ。
この運用法は以下の特長があります。
FXオプションからのスワップ投資 9つの特長
- 運用通貨:米ドル円のみのシンプル運用
- 30万円くらいから運用可能
- スワップポイント投資をFXオプションでパワーアップ
- FXオプションで買い平均値を下げて含み損になりにくくする
- 利益源@:FXでの売買利益
- 利益源A:FXオプションでの売買利益
- 利益源B:FXオプションでのプレミアム受取利益
- 利益源C:FXでのスワップポイント受取
- 利益率目安:年間10〜20%くらい
2020年9月24日 ポジション状況
FXオプションからのスワップ投資で保有中のポジション状況です。
FXオプション⇒FXの順番にまとめています。
FXオプション部分(9月24日)
現在保有中のポジションはこちらです。
FXオプションポジション、現在2本です。
米ドル円現在値は、105.380円です。
- 作成日:2020年6月15日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り
- 作成時点の米ドル円:107.365円
- 権利行使価格:107.00
- 権利行使期日:2020年11月25日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:2.064
- 利益上限:2.064×10万通貨=206,400円
- 損益分岐点:107.00−2.064=104.936円
プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。
利益になりやすく相場が不利な動きとなっても含み損が増加しにくいというメリットがある反面、利益上限が限定されるところがデメリットです。
プレミアム現在値は2.532です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 206,400円 |
含み損 | −253,200円 |
差引損益 | −46,800円 |
損益分岐点は105.380円です。こんな状況でも、米ドル円が現在値近辺であれば、権利行使日の11月25日には差引損益は4万円くらいプラスになる予定です。
- 作成日:2020年9月7日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:106.300円
- 権利行使価格:107.00
- 権利行使期日:2020年10月28日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:0.736
- 利益上限:0.736×10万通貨=73,600円
- 損益分岐点:107.00+0.736=107.736円
コールオプション売りは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」で「損失限定なし・利益限定」という性質を持ちます。
プレミアム現在値は0.285です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 73,600円 |
含み損 | −28,500円 |
差引損益 | 45,000円 |
米国大統領選までの膠着状態を狙った「カバードコール」ポジションです。
もしも、米ドル円が大きく上昇するようであれば、FXポジションの利益確定と併せて利益とすることを検討する予定でいます。
権利行使日までは、まだまだ1ヶ月半以上あります。米ドル円が動かねば、毎週1万円くらいずつ差引損益が増えていく感じになります。
FXポジション部分(9月24日)
30万通貨の米ドル円買いポジション、くりっく365で保有中です。
FXポジションをくりっく365で保有するのは、「くりっく365の米ドル円スワップポイントが長年高水準を継続している実績」があるためです。
- サクソバンク証券 −8円
- くりっく365 34円(3日分⇒1日換算11.3円)
今回のスワップポイント差は19.3円です。
定期的に比較しているのですが、くりっく365の米ドル円スワップポイントは1万通貨あたり20円程度高い傾向にあります。
30万通貨ですので、毎日20円×30=600円の差となり、1ヶ月に換算すれば1.8万円程度受取れるスワップポイント金額が違うという状況です。
FXオプションからのスワップ投資 過去の成績
2020年 月別成績推移
2020年の月別の確定利益推移です。
- 2020年運用開始時元金 11,850,114円
年月 |
利益額 |
2020利益 |
利益率 |
---|---|---|---|
2020年1月 |
345,680円 |
345,680円 |
2.92% |
2020年2月 |
125,700円 |
471,380円 |
3.98% |
2020年3月 |
29,200円 |
500,580円 |
4.22% |
2020年4月 |
-43,100円 |
457,480円 |
3.86% |
2020年5月 |
13,600円 |
471,080円 |
3.98% |
2020年6月 |
390,770円 |
861,850円 |
7.27% |
2020年7月 |
-7,700円 |
854,150円 |
7.21% |
2020年8月 |
43,200円 |
897,350円 |
7.57% |
2020年9月 |
73,600円 |
970,950円 |
8.19% |
年度別成績
- 運用原資 12,000,000円
- 運用開始年月:2019年3月
年 |
利益額 |
累計利益 |
---|---|---|
2019年 |
-149,886円 |
-149,886円 |
2020年 |
970,950円 |
821,064円 |
総合損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
FXオプション損益 | 841,546円 |
FX損益(確定分) | −20,482円 |
FX+FXオプション(含み損益) | −873,020円 |
総合損益(含み損益考慮) | −51,956円 |
米ドル円現在値 | 105.38円 |
- 運用開始日:2019年3月21日
- 運用通貨:米ドル円
- 買いポジション最大40万通貨(FX+プットオプション売り合計
- 運用資金1200万円(1万通貨あたり30万円)
総合損益はー51,956円です。105円台前半だとまだマイナスですが、大分少なくなってきています。
この運用法は、将来の米ドル円上昇を見込み、ほぼ常時米ドル円買いポジションを保有したままFXのスワップポイントとFXオプションのプレミアム利益などを上乗せしていきます。
FXのスワップポイント投資に近い形で、収益性を上げていくのが趣旨でもあります。
この運用の効果は、過去米ドル円レートが同じ値だったころと比較するとわかりやすいです。
米ドル円105円台前半というと、2019年8月頃が似たようなレートでした。
2019年8月12日記事:FXの買値を下げる売買(米ドル円109⇒108円) 良いことばかりではない部分を解説
当時は、まだ含み損を考慮した総合損益などを乗せていないのですが、この記事時点での総合損益は−803,827円でした。
米ドル円レートは、105.50円です。
2020年9月現在は、米ドル円が105.390円と更に円高でもあるにもかかわらず、総合損益は−51,956円です。
- 803,827円ー51,956円=751,871円
この1年ちょっとで、米ドル円買いポジションを保有したまま、FXオプションの仕掛けなどで利益上乗せを図ることで総合損益は確実に改善してきています。
その効果額が、約75万円です。
表向きの利益はまだまだ少ないですが、確実に米ドル円が下げても総合損益がマイナスとなりにくいポジションとなっているということでもあります。
今のやり方を続けていけば、円高期がきても強制ロスカットを恐れるような事態には陥りにくいです。
ここからの課題は、「米ドル円上昇期にきっちり利益を出す事」です。手堅さにばかりこだわりすぎると、攻めることが出来なくなります。
両方を意識しながら、この運用法を収益を増やしていければと思っています。
米ドル円売買で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。
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