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気づきその8:ドルコスト平均法効果はいかほどか?

FX積立のドルコスト平均法の効果などについてわかりやすく説明してあるサイトは沢山あります。でも、現実にFX積立をした結果を検証しているサイトはほとんどありません。

 

私達は、FX積立を一工夫して5年間続けています。現実の積立結果をもとに、その効果がどれくらいのものになるのかを計算してみました。FX積立の参考事例として頂ければ幸いです。

 

今回連載記事を初めて読まれる方へ

 

当連載を初めて読まれる方は第一回からお読みになることをおすすめします。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法FX積立

 

このページの中ほどにある「2018年度 純ドルコスト平均法FX積立2018」が当連載の目次となっております。

FX積立比較

私たちの純ドルコスト平均法FX積立では、普通のドルコスト平均法に一手間を入れてあります。これによって、現実に買い平均値がどれくらい下がっているのかも確認しておきまょう。

 

このFX積立比較は、以下の3パターンで行います。

 

  • パターン1:毎月単純に定量買いの場合。
  • パターン2:普通のドルコスト平均法の場合
  • パターン3:私達のドルコスト平均法FX積立の場合

FX積立 ドルコスト平均法効果比較

SBIFXトレード口座の買いポジション一覧は、CSVデータで出力出来ます。私のリアル口座でのFX積立データを元にして計算してみました。

 

3パターンともに、毎月の買いタイミング・買い値は同じです。違うのは買い数量です。

 

パターン1の「定量買いの場合」は「毎月2000通貨」という具合に固定します。

 

パターン2の「普通のドルコスト平均法の場合」は、積立金に対してレバレッジを一定にして買っていきます。調度、SBIFXトレードで自動積立をしてくれる「積立FX口座」と同じ買い方です。

 

最後のパターン3が、「私達のドルコスト平均法FX積立の場合」です。これは、現実に5年間買い続けてきた買い平均値を使います。

 

その結果、下記のようになっています。

 

  • パターン1:普通に定量買いをしたときの買い平均値:89.1881円
  • パターン2:単純なドルコスト平均法:88.7076円
  • パターン3:積立の買い平均値:87.2131円

 

買い値は同じでも、買う数量が違うことで買い平均値は1円ずつ違うという結果です。

 

パターン1の普通に定量買いした場合に比べて、パターン3の私たちの「一工夫したドルコスト平均法」は買い平均値で2円下げることが出来ているということが言えます。

 

この2円を「大きい」と感じるか、「その程度か」と感じるかは人それぞれでしょう。

 

計算した2018年1月時点の手持ちポジションは、約12,1万通貨です。2円買い平均値を下げられたということは12.1×2円=24.2万円くらい利益を増やしたということです。

 

前回も書いたように、この利益を増やすための手間は「1ヶ月で5分程度」です。

 

5分の手間を60ヶ月続けたので、合計5×60ヶ月=累計約5時間の手間がかかっています。

 

「5時間の手間で24.2万円利益が増えた」ということになります。

 

見解は分かれるかもしれませんが、私は「一手間」かける価値はそれなりにあったと思っています。

積立FX口座の一考察

FX積立の買い平均値は、実践者それぞれで違ってきているはずです。

 

始めた時期も違いますし、毎月のレバレッジ基準も違っている方が多いからです。

 

この比較は、FX積立を一緒にやっている方は同じようにやってみることをおすすめします。

 

もしも、パターンの「単純なドルコスト平均法」の方が買い平均値が低くなるようであれば、今後のFX積立は自動積立でいくというのも有効だからです。

 

FX積立で使っているSBIFXトレードでは、自動積立のできる「積立FX口座」サービスも提供しています。

 

「SBIFXトレードの裁量口座」で一手間をかけてドルコスト平均法FX積立をするよりも、「自動積立の積立FX口座」でやった方が手間もかからずに成績もよくできるかもしれません。

 

ただ、積立FX口座を使う場合は覚悟しておけなばならないことが2点あります。

 

  • スプレッドが広い(豪ドル円20銭)
  • レバレツジが1〜3倍で拘束証拠金が大きくなる。

 

まず、スプレッドですが通常の裁量トレード口座に慣れてしまっている方はその広さにビックリするだろうと思います。

 

なので、買い平均値は先程の2番目の計算値よりも20銭くらい高くなると想定しておくべきです。

 

レバレッジについては、必要証拠金自体が設定したレバレッジに応じて拘束されます。余裕証拠金を引き出すとか、裁量トレード口座に振替して他の運用法で使うといったことは難しくなります。

 

私も、一度積立FX口座を試したことがあります。

 

数ヶ月使って「一手間をかけた手動積立の方が良い」と判断したので、今のスタイルで続けています。

 

私とは違う結論の方もいるはずですので、まずはご自身の過去の積立成績を振り返ってみてから検討されてみてはいかがでしょう。

純ドルコスト平均法FX積立2018 目次

2018/02/07


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