投資スクール・投資教材比較で失敗しないための心得
FXでも株式でも、投資スクールや投資教材の情報はネット上にあふれています。「どれにすればよいか」と比較して悩んでいるのであれば、まずは今回の記事をお読みになってくださいませ。
禁煙スクールと投資スクール
師匠林輝太郎が、キリスト教の教会がやっている禁煙スクールに通い始めたことがあります。そのときの先輩相場師の反応です。
悪いけど、きっとダメですよ。そんな、他人頼りで楽してタバコをやめよう、なんてのは成功しっこないと思うんだけどね。自分じゃ、大決心して禁煙という大事業に取り組むという意気込みなんだろうけどね。禁煙あめとかガムとか、キリスト教とか、何かに頼ってやろうということでしょ。大決心したのなら誰にも頼らないで、自分で努力しなきゃダメですよ。ちょうど、アマチュアが怪しげな相場必勝法に頼って儲けようとしているのと同じじゃないですか。
時代を問わず、投資教材・投資スクールはいつも存在しています。
しかし、そこにそこで実際に成功したという話はまだ聞いたことがありません。その投資スクール・投資教材の信ぴょう性も大切なのですが、この先輩相場師は投資家自身の心得を問題視しています。
禁煙スクールで「そこに通えば禁煙できる」と頼っているうちはダメ、投資スクールと考え方は同じ。
投資スクール・投資教材の宣伝自体は、流れ上「申し込めば勝ち組の仲間入り」的なものになりがちです。でも、これは勧誘するための表現にすぎないと割り切るべきなのかもしれません。
古今東西、うまくいかない投資スクール・投資教材のパターンがあります。それは「売買シグナル配信」「おすすめ・推奨銘柄配信」方式です。投資家はその情報を入手すれば何の努力もせずに儲かると錯覚してしまいます。
でも、このパターンはかなり早い段階でダメになります。
一つの教材がダメになっても、次から次へと別の教材が登場する仕組みです。運営者はそれぞれ違っているのですが、裏の方では繋がっているグループが存在するという悪質な場合もあります。
努力せず儲かる適な傾向の強い投資スクール・投資教材には十分に注意せねばなりません。
私が入った唯一の投資スクール
私自身は、投資スクールや投資教材を購入したことはありません。
でも、心の中では一つの投資スクールに入ったつもりでやってきました。
それは、「林輝太郎スクール」です。
こういう名前のスクールは現実には存在はしません。ネット上では、「林輝太郎信者」という呼び名もあるのですが、先生の教えを実践していくという意味では同じ意味です。
著書を一通り購入して、先生が逝去するまでは林投資研究所の会員でもありました。
そこで教えを復習しながら、日々努力を重ねて学び続けてきました。先生がお亡くなりになった後も、心構えは変わっていません。
直接教えを受けに事務所にいったことが数回ある程度の、著書中心の弟子です。それでも、日々の実践を続けていくことで利益を出していける投資家の仲間入りは出来たかなと思っています。
先生の教えを学びなおしながらサヤすべり取りでの日々の場帳・グラフ記入を続けていく所存です。
これからも、先生の著書が私の相場教科書です。