FX 最初の一歩は大切
私はサヤすべり取りという投資法を実践し続けています。FXというのは不思議な投資商品です。それは「頑張っても頑張ってもなかなk成果がでない」ものだからです。なぜそうなるかの違いの一つは「最初の一歩」にあります。
FX 最初の一歩で大切なこと
強者はくずれやすく、弱者は人に縛られるもの、これは自らまいた種である。〜荀子
強い人は、己の強さゆえに自滅していく。
弱者は人に縛られたまま身動きができなくなってしまう。
いずれにせよ、それはそれぞれの性であるという意味です。強者=英雄・勇者、弱者=普通の人、こう置き換えてもいいと思います。
歴史の好きな方であれば、一人くらいは大好きな英雄・勇者がいるでしょう。英雄・勇者には悲劇の死がつきものです。
もったいないことに、優秀で勇気のある人ほど長くは生きられず短命で終わるという現実があります。強者が短命で終わるほとんどの原因は、他人の嫉妬などにより悪だくみにはまり罠に陥れられるような形が多いのも共通しています。
でも、不思議なことも多いんですよね。小説を読んでいると「いつもだったらそんな罠には入らないはず」という罠にはまって死ぬことが多いんです。当時の世界を覗き見ることはできないのですが、強者は油断により崩れていくことが多いと推測できます。
FXでも、似たような現象があります。
- 優秀で勇気がある人ほど短命で終わる。
- 普通の人は、寿命は長いもののなかなか勝つ方向性ができない。
一般的には、東大や京大出身のような優秀な人がFXや株式で勝てると思われがちです。でも、現実にその辺出身で優秀な成績を出す方はほとんどいません。
それには理由があります。
「FXなんて簡単さ。優秀な私なら攻略は容易だ」
優秀な人ほど、最初の段階でこういう見方をします。甘くみて油断するわけです。でも、やってみると思うように利益が出せないことがわかり、深みにはまっていきます。
でも、深みにはまっても「この優秀な私に出来ないはずがない」というプライドが邪魔をすることになります。このプライドは、素直に人の教えを受け入れるという感情を取り去ります。
その結果、お決まりのように崩れていくことになります。
私達のような弱者はというと、「人に縛られがち」という傾向からいろんな情報収集に走りがちです。いくら情報収集に精を出しても突破口はみえません。そして、損失もかさみます。
その内、ジリ貧となってしまうケースが多くなります。
こうならないために大切となるのが「最初の一歩」です。
君子は土地を選ぶ
君子は必ず土地を選んで居を定め、すぐれた人物と交わることを心がける。それは、正しいものに近づくための努力でもある。
成功者達と交わるために住む場所を選ぶ。そうすることで、成功の近道に入ることができるという意味合いです。孟母三遷という言葉がありますが、それとほぼ同義です。
FXの場合には、土地=投資法と置き換えられます。
成功者を輩出する投資法であれば、その中に入ることで正しい道を知ることができる。あとは、実践によりその道を歩いていけばよい。
考えてみれば当然の事です。でも、FXの世界で実際に実行するのはなかなか困難なものです。世の中にはFX投資法というものが溢れています。その中から、正しい投資法を選んでいくのは大変なことだからです。
私自身は、正しい投資法にたどり着いた一人かなと思っています。そのお蔭で、独立してから10年以上相場運用収入を得続けられるようになっています。正しい投資法とは何かと迷い続けた日々も数年ありました。正しい投資法探しは大変だったのですが、「まずは投資法を見つける」という考え方は正しかったのだと思っています。
あの時探し続けたからこそ、今の自分があります。