FX勝者の王道とは
物事には成功の王道と呼ばれるものが必ずあります。FXでも、それは同じことです。王道とは、着実に実力を積み上げて成功へと続く道と言い換えられます。王道を進むことで、失敗しても大崩れはしないという安定したFX運用も可能になる。
私はそう考えています。私の信じるFXの王道について今回は書かせて頂きます。。
人事を尽くして天命を制す 天の法則性を味方にする
天は法則性をもって運行している。聖王が現れようと暴君が現れようと天の運行は変わらない。運行は変わらないのに人間に吉凶があるのはなぜか。それは、人間が合理的に行動すれば吉となり、でたらめに行動すれば凶となるにすぎない。〜荀子
一見、FX運用には運不運がつきもののように思われています。
でも、もしかするとその運不運は成功の道からはずれたことをしたからということに過ぎないのかもしれません。
私自身、この文章を読んで「ドキッ」としました。
「トレーダーは運不運からは逃れられない」と思いこんでいたからです。
でも、運不運自体がそもそも基本から外れたものであれば「失敗して当然なのだ」という言葉には強い説得力があります。
そして、次の言葉で納得せざるを得ませんでした。
農事にはげんで倹約につとめているものには、天も貧乏をもたらすことができない。正しい道を守っているものには、天も災いをもたらすことができない。〜荀子
私のFX運用は、まさにこれなんです。
私は、サヤすべり取りという運用法を主力にしてやっています。
多くの方がご存知のように、定期的にそれなりの失敗を繰り返しています。なぜ、多くの方がご存知かというと、その模様や内容はこのブログやメルマガでよく書いたり実況中継をしているからです。
私のメルマガ・ブログは、私自身の成長の記録であるとともに多くの読者の反面教師あるいは現実的な参考例となるのを目的の一つにしています。
その失敗の原因のほとんどが、「自分のルールを破った時」なのです。言い換えれば「正しい道からズレて歩いていたことが失敗の原因」だったということです。
正しい道を守って基本に忠実にやっていれば失敗せずに済んだということが山ほどあります。自分が愚かだなと思うのは、頭ではわかっているのにいつの間にかルール違反をやっていることです。
そして、大失敗するまで気づかないんです。
「正しい道を守っているものには、天も災いをもたらすことができない」という文章は頭に刻んでおきます。FXを始めとする相場運用では、「正しい道を守る=人事を尽くす」ことで天命=成功は定まるといっても過言ではありません。
「人事を尽くして天命を待つ」と一般的社会の諺にはあります。FXの世界では「人事を尽くして天命を制す」というもっと強い表現でも良い気がします。それだけ正しい道を歩む重要性が高いということです。
ここに書いているのは、ああくまで私の信念です。愚鈍と言われようとも、運用の基本を守り続けていくつもりです。