豪ドル円買いポジションにカバードコール設定
豪ドル円買いポジションにカバードコールを設定しています。
これにより利益を計上しています。
カバードコール設定
今回設定したコールオプション売りポジションの内容です。ポジション作成時に142,400円を受け取っています。
カバードコールは、ループイフダン運用でも使っている戦略です。
やり方は簡単です。
- FXで買いポジションを保有する。
- FXオプションでコールオプション売りを設定する。
これで出来上がりです。
コールオプション売りは、「下げ相場で利益・上げ相場で損失」で「損失限定なし・利益限定」という性質を持ちます。
利益は限られるものの「利益を出しやすい」という特徴ももっています。
FXポジションは「みんなのFX」・FXオプションは「サクソバンク証券」と、2つの口座を使ってやっています。
こうすることで、以下のような状況となります。
- FX買いポジション:買値81.082円で20万通貨
- FXオプション 権利行使価格82円で20万通貨
FXオプションポジションは、豪ドル円が80.60円くらいの時に作っています。
このFXオプションポジションは、権利行使日まで保有すれば、82円以下であれば今回受け取った142,400円は満額受取とできます。
仮に豪ドル円が権利行使日に82円ピタリだとすれば、FXポジションも20万程度の含み益になっています。
つまり、FXも利益・FXオプションも利益という状況となります。
豪ドル円がもっと上昇すれば、FXオプションは損失となるのですが、FXでそれよりも大きな利益が出るため、全体として利益を確保出来る状況は変わりません。
逆に、豪ドル円がここから下げた場合はFXポジションが含み損となります。
その場合、FXオプションでの利益がFXの損失を埋める効果を出してくれます。
私の予定では、ここから豪ドル円買いポジションを増やしていくつもりでいます。
ちょっとした下げ局面もあるかもしれないと想定しているので、このカバードコールが役に立つ時期がくるだろうとみています。
この戦略やりすぎは禁物ですが、適度に使う分には利益を増やす方法の一つとして使えます。
あとは、欲張らずに、いつもの売買を続けます。
FXオプションはサクソバンク証券を使っています。
FXは、低スプレッド・豪ドル円スワップポイント売買同値のみんなのFXを使っています。
これから豪ドル円売買をするのであれば、スワップポイント状況も参考にされて下さいませ。
今回の売買規模と売買方針
- 最大ポジション 80万通貨
- 1本20万通貨×4本
- 分割売買にて投下してい
- 状況に応じてFXオプションも使う可能性あり
本玉は最大80万通貨の予定です。
1本20万通貨×4本という内容です。
4本というのは、4分割のナンピンでポジションを入れていくという意味です。
豪ドル円 サヤすべり取り ここまでの成績
この運用法はサヤすべり取りと呼ばれる方法で、「1日1分の場帳・グラフ記入で売買判断」という形で続けてきています。
以下がその成績です。
年度 |
損益額 |
---|---|
2006年 |
4,354,220円 |
2007年 |
2,461,198円 |
2008年 |
ー14,098,591円 |
2009年 |
10,253,010円 |
2010年 |
1,330,590円 |
2011年 |
2,86,510円 |
2012年 |
3,050,910円 |
2013年 |
4,960,930円 |
2014年 |
2,094,195円 |
2015年 |
398,120円 |
2016年 |
1,020,903円 |
2017年 |
677,480円 |
2018年 |
277,574円 |
2019年 |
-1.921,983円 |
2020年 |
1,845,509円 |
2021年 |
-1,456,419円 |
豪ドル円サヤすべり取りで使っているのは、くりっく365とみんなのFX口座です。
どちらも、豪ドル円のスワップポイントの売買スプレッド差がゼロ(買い5円:売り−5円という感じ)となっていて、両建てしてもスワップポイントの支払が出ません。
豪ドル円サヤすべり取りでは、両建てをよく使うので、有難い存在です。
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