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南アフリカランド円下げを利用した異業者両建活用法

南アフリカランド円は値動きの掴みやすい通貨ペアの一つです。特に下げ相場はわかりやすいため、スワップポイントサヤ取りや異業者両建てなどの為替変動リスクのほとんどない運用法でのちょっと有利なポジション作成に有効活用できます。今回はその考え方とやり方をまとめてみました。

南アフリカランド円わかり易い下げ

まずは、現在の南アフリカランド円の日足折れ線グラフをご覧下さい。上の緑色の折れ線グラフが南アフリカランド円です。下の線は、ダイバージェンス研究用の線です(MT4自作EAで研究中)。

 

南アフリカランド円 下げ相場

 

大きな山を形成して下げ相場が続いています。こういう大きな山が出現するのが南アフリカランド円の基本パターンです。天井圏の値動きが最近は少し平らになってきているような気がするのですが、大きな動きは変わっていないようです。

 

南アフリカランド円の下げ相場には以下の特徴があります。

 

  • ゆっくり上げて急激に下げることが多い。
  • 下げ始めると数日下げ続ける。
  • 下げの値幅も大きめ

 

両建てポジションもこの傾向を活かして作るとちょっとお得に作れます。私も、スワップポイントサヤ取りの南アフリカランド円両建てポジションを200万ほど増やし総両建てポジションは、400万となっています。

 

DMMFX 売りポジション

南アフリカランド円 下げ相場 2

 

くりっく365 買いポジション

南アフリカランド円 下げ相場 3

 

薄赤色の部分に注目してください。DMMFX売りポジションの売り平均値は10.206円でくりっく365買いポジションの買い平均値は10.203円です。

 

この意味は、南アフリカランド円で両建て運用の経験がある方はご理解いただけると思います。売りポジション値>買いポジション値となっています。

 

南アフリカランド円は、スプレッドが広いため両建てポジションを売りポジション値<買いポジション値となるのが通常のパターンです。無理してポジションを有利にもっていこうとすると値が不利な方向に行くこともあり、失敗のもとになります。

 

ただ、こういう南アフリカランド円の下げ時期はまだ下げそうだということが容易に掴みやすいのでそれを利用できます。

南アフリカランド 下げ期のポジション作成手順

具体的には以下の手順でやります。

 

  1. 下げ継続するかどうかチェック
  2. 最初に売りポジション作成
  3. ちょっとだけ下で買いポジション指値注文

 

下げ継続するかどうかチェック

 

下げ継続かどうかの判断は、先程の折れ線グラフなどで判断します。参考となる指標としては日足RSIがあります。折れ線グラフをみて下げ始めたなと感じるところRSIが下げ傾向で40以上あるくらいのときが望ましいです。

 

ちなみに、RSIが30を割ってくると急激に下げすぎの段階に入るので大きく反発しやすくなりますのでご注意ください。

 

最初に売りポジション作成

 

流れを確認したら、最初に売りポジションをつくります。私の売りポジションは売りスワップポイントの少ないDMMFXを使っています。これから下げそうだというポイントでポジション作成するので、まずは売りポジションを作成して下げたところで両建てとするための買いポジションを作る形になります。

 

DMMFXは、南アフリカランド円のスプレッドが1.4銭と狭く売りポジションでのスワップポイント負担も少ない傾向にある口座です。

 

ちょっとだけ下で買いポジション指値注文

 

売りポジションが約定したら、ちょっとだけ下で買いポジション指値注文を出します。通常だとそのまま成行注文を出せば、売りポジションよりも1.2銭程度上の値で約定します。これをちょっとだけ有利にする指値注文を入れます。

 

例えば、売りポジション値と同値くらいです。

 

慣れないうちは決して欲張らないで下さい。ポイントはあくまでちょっと有利な指値注文です。欲張って数銭下で指値注文をすると入らない可能性もでてきます。

 

ご注意頂きたいのは、ここで書いた南アフリカランド円の下げパターンはいつものパターンにすぎないということです。いつものパターンが崩れることもあるし、下げ始めるまでに数日かかることもよくあります。過信は禁物です。

南アフリカランド 下げを大きくとるには技術が必要

この南アフリカランド円の下げパターンをみて、単純に裁量トレードで大きく取ろうと考えている方もいるかもしれません。実は、私もその一人です。先日の記事ZARJPY250万利益決済 +80,980 「ヘタの考え休むに似たり」とはこのことか・・で実際に売買した結果もまとめています。

 

下げ相場突入という自信はあったのですが、最初の売買は思っていたほどの成果にはなりませんでした。その大きな理由は、まだ技術が未熟なため本格的下げ相場まで待てなかったからです。とても悲しいことに、私が小利で売りポジションを決済した後に南アフリカランド円は大きく下げたのです。

 

南アフリカランドの下げ相場を大きく取れるようには、何度か売買をして腕を磨く必要があると感じます。これは、豪ドル円の裁量トレードで利益をだしていくために技術を磨くのと似たようなところがあります。

 

スワップポイントサヤ取りは、両建てを利用することで為替変動リスクをホボゼロにするのが一番の長所です。あまり勝負を賭けすぎてポジションを不安定な状態におき続けることは失敗の原因にもなります。今回の小技はその点を充分にご留意したうえでご利用くださいませうようお願いいたします。

 

ちょっとだけ有利にするだけならそれほど難しくはありません。ここで紹介した小技は、そういう形で活かして頂ければと思います。スワップポイントサヤ取りについては下記ページにてまとめてあります。

 

スワップポイントサヤ取り(異業者両建)売買ルールと運用成績

 

現在、スワップポイントサヤ取りの南アフリカランド円両建てで使用中口座はこの2つです。

 

2014/12/16


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