サヤチャートからみた南アフリカランド円 売買シグナル近し
くりっく365のサヤチャートでサヤ取りに使えそうな組合せを探しています。南アフリカランド円の組合せを探していたところちょっと面白いものをみつけたので紹介させていただきます。サヤチャートは、くりっく365のe-profitで提供している独自機能です。
豪ドル円と南アフリカランド円のサヤチャート
これは、南アフリカランド円と豪ドル円の為替値を同時表示させたサヤチャートの一部です。全体画像だと線が見えなくなるので一部だけ切り取ってきました。サヤチャートは変動率で比較できるので通貨ペア同士の変動比較が簡単にできます。このサヤチャートで2通貨を同時表示させることにより、関連のある値動きのある通貨ペアの組合せに使ったりもします。
南アフリカランド円と豪ドル円は、両方とも資源国通貨ということでもともと値動きは似ているという予想はつくのですが、サヤチャートで重ねることで面白い傾向がつかめます。過去500本の日足(約2年分)折れ線グラフでは以下の傾向がありました。
- 上げ下げの時期は似ている。
- 南アフリカランド円の方が上げも下げも激しい
- 南アフリカランド円が豪ドル円よりも激しく上昇する時期は天井が近い
最初の2つはサヤチャートを見なくても予想がつくかもしれません。3番目の傾向が興味深いです。上記画像で@とAと数字表示した赤字部分時期が「南アフリカランド円が豪ドル円よりも激しく上昇する時期」にあたります。
このパターンは、今回表示できていない時期でも同様の傾向となっています。くりっく365口座を持っている方は、簡単に表示できるので確認してみるのをおすすめします。
そして、画像右端が現在の豪ドル円と南アフリカランド円の値となっており、サヤチャート上かなり接近してきています。あと数日南アフリカランド円が大きく上昇するか豪ドル円が下げ気味に推移すると逆転しそうなところまできています。
ここ2年の傾向でいけば、逆転したところが「南アフリカランド円売り開始」のポイントとなります。
このサヤチャートとは関係ないのですが、売買シグナルを利用するため稼動させている私のMT4自作EA(参考記事:南アフリカランド 研究)もそろそろ売りシグナルが発生しそうなところにきています。
南アフリカランド円は、表面上の値動きは非常に強い感じなのですが、冷静にみていくとそろそろ売りポジション作成の準備段階に入ったのかもしれません。私の方針としては、サヤチャートは今後の研究材料としておいて自作EAで売りポジションが発生したら、くりっく365口座かヒロセ通商口座で南アフリカランド円売りを開始する予定にしています。
売買シグナルが発生してポジションを持ったら記事にさせていただく予定です。