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2015年南アフリカランド円 綱渡り武勇伝

買いで使えそうなもう一つの基準についてまとめました。

移動平均乖離率でみる南アフリカランド円買い場

移動平均線からの乖離率を売買目安にするのが移動平均乖離率です。

 

参考:移動平均乖離率でみる南アフリカランド円の買い時

 

一般的な使い方としては、10%を目安に売買判断をします。

 

  • 10%上方乖離 ⇒ 売りシグナル
  • 10%下方乖離 ⇒ 買いシグナル

 

南アフリカランド円の場合、日足でみるとこのセオリー通りに判断することで「暴落大底の目安」とできそうです。

 

この指標で買いに該当したのは、3回ほどあります。1回はー9%とちょっと足りなかったのですが、−10%にほど近い状況となれば「暴落」と判断して行動することにすれば、暴落途中で大怪我をすることは免れそうです。

 

前回使ったRSI10では買いシグナル発生は2年で4回でした。

 

参考記事:RSIチャートで見る南アフリカランド円の買い時

 

これで比較すると移動平均乖離率ー10%は、RSI10よりも厳しい基準と言えそうです。ちなみに、昨年の私はこれよりもぬるい基準でやっていました。

 

ぬるい基準でやるとどうなるかという事例もご紹介しましょう。昨年の私の「南アフリカランド円 武勇伝」です。

「ぬるい基準」で綱渡り武勇伝

昨年まで、RSI30を割ったところから分割で買い進むというやり方をしていました。

 

参考:南アフリカランド トラリピ風買い注文設定

 

9.5円くらいから買い進んでいますね。これだとかなりの含み損を抱えているだろうと思った方もいるかもしれません。でも、これらの買いポジションは既に決済済みで保有していません。合計収支もプラスで終了したポジションです。

 

売買の流れは以下のようにしていました。

 

  • RSI30割れ ⇒ 買い
  • 下げ      ⇒ 買い追加
  • 下げ      ⇒ 買い追加
  • 下げ      ⇒ 買い追加
  • 軽い戻り    ⇒ 一部損きり+利益確定
  • 下げ      ⇒ 買い追加
  • 下げ      ⇒ 買い追加
  • 大きく戻り   ⇒ 利益確定

 

移動平均乖離率 南アフリカランド円

こんな具合です。全ての売買を記事にする時間はなかったので、たまに売買をまとめて記事にしていましたが、大きな流れはこんな感じでした。

 

最初から10分割くらいを想定しているので、暴落時でも比較的気楽に買い進むことができています。

 

それほど深くない下げであれば、このやり方である程度利益も出せます。でも、これだけを見て「これならできるかも」なんて思うのは早計ですよ。

 

昨年クラスの暴落相場だと、このパターンではちょっと厳しいのです。

 

先ほどのページの売買は、昨年夏の暴落時です。ランド円が10円台から8円台まで下げた相場で、私は8円台の底近辺まで買い続けていました。お蔭でその反動相場で逃げ切ることができています。

 

9円台のポジションの一部は損きりしたのもありますが、8円台のポジションの利益確定により総合収支をプラスに保ちました。

 

そして、今年1月にはこういう買いポジションも作っています。

 

参考:南アフリカランド円50万買い 暴落は買い 突撃開始!

 

突撃なんて勇敢な事を書いておきながらその後の下げっぷりにビビってしまい、次の買いがいきなり10万通貨になるという情けないナンピン買いとなっています。これも、その後の反動相場でなんとか利益確定はなりました。

 

どの売買も、なんかピリっとしないんですよねぇ。

 

正直この「ぬるい基準」は綱渡り的なやり方になりがちです。後から振り返ってみれば、利益にはなったものの、「運が良かっただけ」というのが素直な気持ちです。

 

「売買回数は少なくて良いのでより確実な売買をしたい」

 

この考え方でいくと、昨年の私の基準より今回連載で紹介している「移動平均乖離率」か「RSI10」のどちらかが良いかなと感じています。私自身、今後の売買パターンは2つのどちらかの買いシグナルを使う予定にしています。

ZARJPY売買概論 目次

 

南アフリカランド円売買2016年主力口座は以下の2つです。

 

2016/03/23


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