米ドル円下落傾向終盤戦か?【FXオプションからのスワッツプ投資2020年10月8日】
米ドル円の下落傾向もそろそろ終わりに近づいていると感じられる状況になってきました。
いつもの運用状況の前に、その部分から説明させていただきます。
この運用法は以下の特長があります。
FXオプションからのスワップ投資 9つの特長
- 運用通貨:米ドル円のみのシンプル運用
- 30万円くらいから運用可能
- スワップポイント投資をFXオプションでパワーアップ
- FXオプションで買い平均値を下げて含み損になりにくくする
- 利益源@:FXでの売買利益
- 利益源A:FXオプションでの売買利益
- 利益源B:FXオプションでのプレミアム受取利益
- 利益源C:FXでのスワップポイント受取
- 利益率目安:年間10〜20%くらい
米ドル円 75日移動平均線の傾向
この売買で使っている米ドル円日足チャートです。黄色線が長期傾向を見るための参考指標として使っている75日移動平均線です。
米ドル円の75日移動平均線、2020年は2月より下落傾向が続いています。
上記チャートで左上の赤丸が「下落開始時期で右上の赤丸が「現在地点」です。
ゆるやかに下落傾向を続けているのが確認できるはずです。
10月に入ったので、下落期間はそろそろ8カ月となります。
75日移動平均線の過去5年くらいの動きをみると、上げ傾向・下げ傾向の期間は大体4〜10カ月くらいになっています。
つまり下げ傾向8カ月となると、「そろそろ上げ転換」してもおかしくはないという見方ができます。
75日移動平均線が上げ転換する時は、日足自体は既に底を打って上昇に転じているときです。
今回、上げ転換とすれば9月下旬に104円台スレスレまで下げたのが底になるかもしれません。
ただ、多くの人は下げ相場に慣れているので、その時点では気づきません。
大体、「下げ途中の戻り」という見方をします。
下げ途中の戻りと見る人が多ければ多いほど、売りポジションが増えます。
その後に、上げ相場となればその売りポジションは損きりせざるを得なくなるため、上げ傾向を決定づける要因になっていきます。
ここから更に底を打つ動きもあるかもしれませんが、「長期傾向としてはそろそろ上げ転換となる時期」というのは頭に入れておこうと思っています。
ここからの米ドル円新規売りポジションは、注意していきます。
米ドル円売買で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。
「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。
2020年10月8日 ポジション状況
FXオプションからのスワップ投資で保有中のポジション状況です。
FXオプション⇒FXの順番にまとめています。
FXオプション部分(10月8日)
現在保有中のポジションはこちらです。
FXオプションポジション、現在2本です。
米ドル円現在値は、105.950円です。
- 作成日:2020年6月15日
- FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り
- 作成時点の米ドル円:107.365円
- 権利行使価格:107.00
- 権利行使期日:2020年11月25日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:2.064
- 利益上限:2.064×10万通貨=206,400円
- 損益分岐点:107.00−2.064=104.936円
プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。
利益になりやすく相場が不利な動きとなっても含み損が増加しにくいというメリットがある反面、利益上限が限定されるところがデメリットです。
プレミアム現在値は1.806です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 206,400円 |
含み損 | −180,600円 |
差引損益 | 25,800円 |
損益分岐点は104.936円です。米ドル円が現在値近辺であれば、権利行使日の11月25日には差引損益はプラス10万円くらいになる予定です。
- 作成日:2020年9月7日
- FXオプション内容:米ドル円 コールオプション売り
- 作成時点の米ドル円:106.300円
- 権利行使価格:107.00
- 権利行使期日:2020年10月28日
- 売買数量10万通貨
- プレミアム:0.736
- 利益上限:0.736×10万通貨=73,600円
- 損益分岐点:107.00+0.736=107.736円
コールオプション売りは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」で「損失限定なし・利益限定」という性質を持ちます。
プレミアム現在値は0.209です。
本日のポジション損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
プレミアム受取利益 | 73,600円 |
含み損 | −20,900円 |
差引損益 | 52,700円 |
米国大統領選までの膠着状態を狙った「カバードコール」ポジションです。
もしも、米ドル円が大きく上昇するようであれば、FXポジションの利益確定と併せて利益とすることを検討する予定でいます。
権利行使日まであと3週間、状況を見守っていきます。
FXポジション部分(10月8日)
30万通貨の米ドル円買いポジション、くりっく365で保有中です。
FXポジションをくりっく365で保有するのは、「くりっく365の米ドル円スワップポイントが長年高水準を継続している実績」があるためです。
- サクソバンク証券 −10円
- くりっく365 40円(4日分)⇒1日分10円
今回のスワップポイント差は20円です。
定期的に比較しているのですが、くりっく365の米ドル円スワップポイントは1万通貨あたり20円程度高い傾向にあります。
30万通貨ですので、毎日20円×30=600円の差となり、1ヶ月に換算すれば1.8万円程度受取れるスワップポイント金額が違うという状況です。
FXオプションからのスワップ投資 過去の成績
2020年 月別成績推移
2020年の月別の確定利益推移です。
- 2020年運用開始時元金 11,850,114円
年月 |
利益額 |
2020利益 |
利益率 |
---|---|---|---|
2020年1月 |
345,680円 |
345,680円 |
2.92% |
2020年2月 |
125,700円 |
471,380円 |
3.98% |
2020年3月 |
29,200円 |
500,580円 |
4.22% |
2020年4月 |
-43,100円 |
457,480円 |
3.86% |
2020年5月 |
13,600円 |
471,080円 |
3.98% |
2020年6月 |
390,770円 |
861,850円 |
7.27% |
2020年7月 |
-7,700円 |
854,150円 |
7.21% |
2020年8月 |
43,200円 |
897,350円 |
7.57% |
2020年9月 |
73,600円 |
970,950円 |
8.19% |
2020年10月 |
0円 |
970,950円 |
8.19% |
年度別成績
- 運用原資 12,000,000円
- 運用開始年月:2019年3月
年 |
利益額 |
累計利益 |
---|---|---|
2019年 |
-149,886円 |
-149,886円 |
2020年 |
970,950円 |
821,064円 |
総合損益状況
項目 | 損益 |
---|---|
FXオプション損益 | 841,546円 |
FX損益(確定分) | −20,482円 |
FX+FXオプション(含み損益) | −614,080円 |
総合損益(含み損益考慮) | 206.984円 |
米ドル円現在値 | 105.95円 |
- 運用開始日:2019年3月21日
- 運用通貨:米ドル円
- 買いポジション最大40万通貨(FX+プットオプション売り合計
- 運用資金1200万円(1万通貨あたり30万円)
総合損益は206.984円と前回よりも15万円ほど増えています。
米ドル円レートは、前回105.55円⇒105.95円と40銭円安に動いています。
ポジションバランスは、以下になっています。
- FX米ドル円買いポジション 30万通貨
- プットオプション売り(買いポジション相当) 10万通貨
- コールオプション売り(売りポジション相当) 10万通貨
全体として、米ドル円がいつ上昇しだしても良い状況にしてあります。
10月28日にコールオプション売りの権利行使日がきます。
それ以降は、コールオプション売りは控え目にする予定です。
最初の方に書いた「米ドル円上昇の可能性」を意識しているためです。
この体制で、ここまで買い平均値を下げながら上げ相場を待ってきた地道な準備が報われる時期を待ちます。
まあ、期待しすぎると裏切られるものですけどね。力み過ぎないよう注意します。
米ドル円売買で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。
「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。
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