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くりっく株365使いこなし 5つのポイント

くりっく株365を長らく使ってきて感じているメリットについてまとめています。

 

 

5つのメリット

 

くりっく株365のメリットは5つあります。

 

メリット

 

  • 全銘柄日本円換算での取引
  • ほぼ24時間・祝日も取引可能
  • 配当相当額あり
  • 金利相当額活用の売り戦略も有効
  • 少額証拠金からの取引が可能

 

前回までの「特徴」とダブル部分もあるので、その辺も意識しながら個別に補足させていただきます。

 

全銘柄日本円換算での取引

 

くりっく株365の売買損益計算は、全て日本円で行われています。

 

これについては、既に特徴で詳細説明ずみです。

 

 

このページの「差金決済取引」のところです。

 

約定代金・損益計算など全て日本円のため、わかりやすい設計になっています。

 

ただ、証券会社で行う現物取引での米国株売買とは為替変動によっていろいろと差が出てきます。

 

  • 円安時⇒現物取引は為替差益が上乗せされるので利益になり易い。
  • 円高時⇒現物取引は為替損失が出るので損失になり易い。

 

つまり、現物取引では本当は利益が出せていたはずなのに、損きりと同じ状況になることがあります。

 

くりっく株365は、そういう事にはならず、為替の影響を受けずに値動きの変動だけの損益で勝負できます。

 

ほぼ24時間・祝日も取引可能

 

くりっく株365などのCFD取引は現物取引・先物取引に比べて取引時間も長目です。

 

先物取引も取引時間がかなり長目のものもあるのですが、ほとんどの銘柄でくりっく株365の方が長いです。

 

取引時間が長いことは、トラリピなどの自動売買では有利に働きます。

 

私たちが眠っている間も自動売買は働き続けてくれます。

 

配当相当額の活用

 

くりっく株365の配当相当額は、実際の株式の配当金に準じた金額が計算されて発生します。

 

配当相当額は、「買いポジション」を持っていると受け取れます。

 

つまり、日経225の買いポジションを1枚保有していれば採用銘柄を保有しているのと同じような感じで配当相当額が受け取れます。

 

この恩恵は、配当頻度の高いNYダウやFTSE100で感じることができます。

 

毎週あるいは、週に2〜3回配当相当額が発生することもあり、なかなか楽しいのです。

 

ただ、NYダウなどは金利上昇により、配当相当額よりも金利相当額の負担の方が大きくなりつつあります。

 

  • 配当相当額・・買いで受取・売りで支払
  • 金利相当額・・買いで支払・売りで受取

 

配当狙いなら日経225が狙い目

 

もしも、配当相当額+金利相当額=プラスということを重視するのであれば、取引銘柄は「日経225」か「FTSE100」が良いです。

 

  • 日経225:金利相当額0円のため配当相当額受取のみ
  • FTSE100:配当相当額が金利相当額より多い

 

日本の金利政策のお陰で、日経225は買いポジション保有時の金利相当額支払負担がありません。

 

逆に、FTSE100は英国金利上場の影響で金利相当額が急上昇中です。

 

  • 純粋な受取額=配当相当額ー金利相当額

 

この計算式で出した金額で利回り計算すると、日経225の方が利回りがよくなってきています。

 

下げることもあるので、単純に買う訳にはいかないものの、配当相当額目的で保有するのであれば、日経225が現在一番魅力的です。

 

金利相当額活用の売り戦略も有効

 

くりっく株365は、金利相当額を受け取りながら攻めるという戦略も使いやすいです。

 

既に書きましたが、配当相当額は買いポジションで受取・売りポジションで支払ですが。金利相当額はその逆になります。

 

  • 買い⇒金利相当額支払
  • 売り⇒金利相当額受取

 

取扱銘柄の中には、配当相当額がほぼ発生せずに、金利相当額だけ発生する銘柄がいくつかあります。

 

そういう銘柄の下げ相場を狙う時には、金利相当額を受け取りながら売買利益を狙うという戦略も取れます。

 

配当相当額がゼロの銘柄

 

  • DAX@
  • 金ETF
  • 原油ETF

 

配当相当額よりも金利相当額の方が大きい銘柄

 

  • ナスダック100

 

これらの銘柄は、売りポジションを持つことで金利相当額を配当相当額以上に受け取れます。

 

配当相当額がゼロの銘柄は、今後も売りポジションで金利相当額狙いができるはずです。

 

ナスダック100については、米国金利が大幅に低下しない限り大丈夫だろうと思います。

 

この傾向は、現物株や金・原油などの現物ETFを保有している人が、下げ相場濃厚のときにリスクヘッジで売りポジションを持つようなときにも有効です。

 

少額証拠金からの取引が可能

 

くりっく株365は、他のCFD取引に比べて高レバレッジの取引が出来ることは既に書きました。

 

 

それほど変動の激しい時期でなければ、レバレツジ30〜40倍くらいで取引が出来ます。

 

CFD取引最大手のGMOクリック証券のナスダック100のが最大10倍であることと比較すると、かなりの高レバレッジ取引が可能です。

 

少額資金で大きなポジションを持つという意味では、くりっく株365は優れています。

 

ただ、「証拠金基準額が変動する」という点だけは注意しておかねばなりません。

 

ボラティリティの高い時期になると、証拠金基準額が上昇していきます。

 

例えば、2022年12月5日時点でみると、ナスダック100の証拠金基準額は1枚5,840円です。1枚の約定代金が約12万円ですので、現在取引できるレバレッジを計算してみましょう。

 

  • 12万円÷5,840円=20.54倍

 

相場全体が荒れていてボラティリティの高い時期でもあるので、証拠金基準額は高水準で推移しているため、レバレッジは低目です。

 

長期保有前提の投資を検討されている方は、ここの部分をきっちり抑えておかれるようにされて下さいませ。


トラリピ・ナスダック100運用 目次

2022/12/14


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