トラリピ豪ドル円設定の内容と考え方
トラリピ口座で稼働させている豪ドル円設定についての内容と考え方をまとめました。この設定は「豪ドル円売り一本仕掛け」と呼んでいます。
トラリピ 豪ドル円売り一本仕掛け 内容
今設定してある「豪ドル円売り設定」です。
以下のような特徴があります。
- 豪ドル円売り設定
- 豪ドル円値に合わせて1本ずつ仕掛けている。
- 1回の最低利益幅は20銭(1万通貨で2000円)
- 決済トレール設定により急激な下げの時に利益を拡大できる。
トラリピで1本づつ仕掛けていく設定は珍しいかもしれません。
これは「豪ドル円売りポジション保有によるマイナススワップポイント」を意識しているためです。
豪ドル円が上昇転換となると、売りポジションを長期保有するという事態が想定されます。その場合、マイナススワップポイントの累積が重荷になるのは目に見えています。
そういう時には、すっきり損きりするのが本当は上策です。でも、経験上ポジション数が多すぎると損きり判断も躊躇しがちになります。
このように売買本数を少なくしておくことで「損きり」と判断したときにスムーズに実行したいという意図があります。
決済トレール注文を設定してあるのは、下げが加速したときに利益を延ばすことを意識しています。経験上、豪ドル円は上げよりも下げの方が短期間で一気に下げる傾向があります。
その時に、決済トレールの力で波に乗って利益を伸ばして欲しいという願いが込められています。
トラリピ 豪ドル円売り設定の考え方
この設定は、いつでも投下できるものではありません。
大前提として「豪ドル円が目先下げそうな見通し」であることが条件です。
豪ドル円下げ見通しのときに、ちょっと上げたところで1本ずつ入れていきます。
難しいことではないのですが、一応手順をまとめると以下のようになります。
- 上げたときに逆張りで仕掛けていく。
- 決済したら一旦設定を削除する。
- 再度上げたときに「豪ドル円下げ見通し」に変化が無ければ再設定をする。
- 以下、この繰り返しです。
売り設定をする豪ドル円値は、相場の流れで変わってきます。
いつも同じところでやっていると、流れに合わなくなるので、その都度判断していきます。
なので、決済までいった設定は一旦削除します。その後様子を見て、再設定をする形で続けています。
尚、この豪ドル円売りは最大レバレッジ4倍以内を限度としています。
レバレッジ:最大4倍以内
2019年4月時点運用資金は約125万円です。この4倍なので可能な約定代金は、125×4=約500万円になります。
豪ドル円現在値は79円前後なので、500÷79=6.3万通貨が最大ポジションということです。
この設定、2019年1月くらいから仕掛けています。
豪ドル円は、上げそうで上げない動きが続いていて、上げても上値は限られているというのが2019年4月24日現在の見通しです。
この見通しが続く間は、定期的にこの「豪ドル円一本仕掛け」を投下していく予定です。