トラリピ設定 【2019年6月 最新版】
トラリピ運用体制を2019年6月より大幅に変更しています。その内容をまとめました。
メキシコペソ×米ドル体制内容
メキシコペソ円と米ドル円、6月以降はこの2通貨ペアを中心にしてトラリピ口座運用をしていきます。
これまで主役だった豪ドル円売買は、トラリピ口座では停止していくなどの変更点があります。
変更点は3つあります。
変更点その1:豪ドル円一本仕掛けについて
5月まで主力で動かしてきた「豪ドル円一本仕掛け」は、6月より停止します。
参考記事:トラリピ豪ドル円設定の内容と考え方
大分良い感じで稼いでくれていたのですが、停止の理由は2つあります。
- トラリピ口座での豪ドル円売りスワップポイントが上昇してしまったこと。
- 豪ドル円自体が売り込むのは難しい局面に入りつつあること。
一番大きいのは前者です。
5月中旬まで、トラリピ口座での豪ドル円売りポジションのマイナススワップポイントはー35円程度でした、他のFX口座と比較してももっとも負担の少ない水準でした。
それが、現在は-56円と1.6倍に上昇していま宇s。他のFX口座と比較しても高負担の口座となってしまいまったのです。
なので、トラリピ口座での豪ドル円売りは当面停止させることにしました。
変更点その2:メキシコペソ円売りについて
メキシコペソ円売り設定も、5月31日に停止しています。
5月末に稼働したばかりなんですけどね。
この理由も、豪ドル円一本仕掛け停止と同じです。
メキシコペソ円売りポジションのマイナススワップポイントがー13円⇒―23円と大幅に上昇したためです。
当初発表のあった-13円であれば、メキシコペソ円売りを入れたままいこうと思っていたのですが、これだけ負担が大きくなると考え直さざるを得ません。
ただ、長期的にメキシコペソ円は下落し易いという見通しは変わっていません。
それとともに、メキシコペソ円買いでもある程度は利益が取れるのではないかという気持ちも変わっていません。
そのための、対策としてくりっく365口座を活用することにしました。
変更点その3:くりっく365口座の活用
くりっく365口座のメキシコペソ円売りポジション30万通貨です。くりっく365のメキシコペソ円は1枚=10万通貨ですので、3枚=30万通貨ということになります。
これと対応する形で、トラリピ口座で合計30万通貨のメキシコペソ円買い設定を入れてあります。
しかし、長期的な流れとしてメキシコペソ円下落の可能性も高いので、それに備えてくりっく365口座で値下がり対策としてのメキシコペソ円売りポジションを入れています。
メキシコペソ円の長期見通しに変化がない限り、このくりっく365の売りポジションは放置しておきます。
私は、毎日メキシコペソ円スワップポイント比較をしています。
参考記事:メキシコペソ円スワップポイント比較
くりっく365口座は、メキシコペソ円売りポジションでマイナススワップポイント負担の小さい口座として安定した水準を提供し続けてきています。
メキシコペソ円売りポジションを長期保有するのであれば、最適な口座です。
参考記事:くりっく365について
このポジションの収支は、トラリピ口座の収支として合算していく予定です。
以上が6月からのトラリピ口座運用の変更点です。
全体像がどうなっているのかを、最後にまとめておきましょう。
トラリピ口座 2019年6月からの運用体制
運用口座は2つに分かれます。
トラリピ口座
メキシコペソ円売りポジション口座:くりっく365
今後はこの2口座合算で収支報告記事をまとめてまいります。
各設定内容は以下のようになっています。
トラリピ口座画面の上2つは「米ドル円買い設定」です。1番上の設定内容はこうなっています。
- 仕掛けた値幅:米ドル円111.14〜120.94円
- 最大ポジション数:50本
- 1本の売買数量:1000通貨
- 売買方針:20銭買い下がり
- 利益確定:10銭
- 決済トレール設定:あり
- 損きり:なし
2本目の設定は、途中でおまけでつけたようなもので、似たような設定になっています。
いずれにしても米ドル円111.14円水準まで上昇しないと動き出さない内容です。
2019年6月現在米ドル円は108円台です。私の方針としては、ここからの下げは「メキシコペソ円に活躍してもらおう」というつもりでいます。
現在保有中の米ドル円買いポジションは21本=2.1万通貨です。
私のルールでの最大レバレッジは4倍までですので、メキシコペソ円で5〜60万通貨くらい保有する余裕はあります。
画像2のポジションです。30万通貨のメキシコペソ円売りポジションを長期保有していきます。
先程の「変更点その3:くりっく365口座の活用」でも説明しましたが、この後に説明するトラリピ口座でのメキシコペソ円買い設定の値下がりヘッジの役割があります。
このポジションは、基本的には売買はせずにトラリピ口座のメキシコペソ円買い設定の状況と連動させて「決済」「ポジション追加」などを検討していきます。
6月3日にいれた「メキシコペソ円20万通貨買い設定」です。
以下の内容になっています。
- 仕掛けた値幅:メキシコペソ円5.500〜4.500円
- 最大ポジション数:20本
- 1本の売買数量:1万通貨
- 売買方針:20銭買い下がり
- 利益確定:5銭
- 決済トレール設定:なし
- 損きり:なし
大まかな内容は、最初に設定したメキシコペソ円買い設定 10本」と同じです。
この10本も有効なままの追加設定ですので、合計30本のメキシコペソ円買い設定となります。
30本の買い設定がどんな感じになっているのかは、このチャートがわかりやすいかと思います。
濃くなっている部分が、2つの設定が重なっている部分です。
メキシコペソ円値幅帯でいくと、5.25−5.5円のところになります。
先週末の下げの勢いなどをみると、一気に5円割れしそうなところもあるのですが、メキシコペソ円がそこまで崩れるのには時間がかかる気がします。
急激に下がる局面はあるでしょうが、大体の時期は往来相場が続くとみているので、その中で利益をある程度積み上げていければという目論見です。
最終的には、「トラリピ口座メキシコペソ円収支」+「くりっく365口座メキシコペソ円収支」の合計額で利益を取れれば良いと考えています。
以上が、大まかな体制です。今後も運用状況を定期的にまとめていく予定です。
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