メキシコペソ円でのトラリピ設定3つの誤算・・・稼働停止と今後の予定
トラリピで稼働させていたメキシコペソ円設定を停止させています。
運用当初の想定とは違う、3つの誤算が原因です。
メキシコペソ円 決済記録
今回の売買記録からご覧ください。
トラリピ口座 メキシコペソ円買い設定決済 約定画面
メキシコペソ円買い設定で作成してあった全買いポジションの決済約定画面です。
合計損失は、-13,047円となっています。
くりっく365口座 メキシコペソ円売りポジション決済 約定画面
トラリピ買いポジションのリスクヘッジとして入れてあったくりっく365口座でのメキシコペソ円売りポジションの決済約定画面です。
こちらは、決済利益12,808円でした。
この両建てポジションの合計損益は、12,808円-13,047円=−239円ということになります。
まあ、トラリピ口座でのメキシコペソ円売買での利益が数千円ありますので、最終損益はプラスで終了したという感じではあります。
もうちょっと動かす予定ではあったのですが、当初の想定とは違う動きがいくつかあったので停止させることにした次第です。
メキシコペソ円 3つの誤算
この設定は、もともとメキシコペソ円が長期的には下落しそうだという見通しに基づいています。
下落する過程で、相応の往来相場もあると思っていました。
トラリピでその往来相場を取っていくつもりで「トラリピ メキシコペソ円買いーくりっく365 メキシコペソ円売り」という両建て設定にしたという経緯です。
実際売買して、「ちょっとやりにくい」と感じる部分が3つありました。
- メキシコペソ円の売りポジションのスワップポイント負担が想定以上に重かった。
- メキシコペソ円が下がりにくい。
- トラリピ設定5銭幅では、ほとんどリピートしなかった。
くりっく365は、メキシコペソ円売りスワップポイント負担の小さい口座です。
8月9日現在、トラリピ口座のメキシコペソ円売りポジションのマイナススワップポイントは10万通貨でー210円ですが、くりっく365は−121円です。
約90円も負担が軽いんです。
負担の軽い口座を選んだのですが、それでも数ヶ月もマイナススワップポイントが積み上がると結構な金額になります。
「ちょっと重いなぁ」というのが実感だったのです。
為替相場全体の展開としては、想定通りだったんです。
豪ドル円・南アフリカランドなどもガクンと下げました。
でも、メキシコペソ円はそれほど下がらないんですよね。
他の通貨がドーンと下げてもメキシコペソ円は踏ん張っている感じがあります。
長期的に下げ傾向という見通しは変わってはいません。でも、底もそれほど深くは無さそうな気がしてきています。
こういう気持ちになってくると、どっしり構えて売り続けることは出来ないんですよね。
トラリピでは、5銭幅での買い下がり設定にしてありました。
これで5月からの利益確定決済回数は11回です。
ちょっと、回数が少なすぎるんですよね。
それもそのはずで、メキシコペソ円で5銭動くのには時間がかかるんです。
この時期だけなのかもしれませんが、売りポジションのマイナススワップポイント負担を抱えた状況で、下げにくい上にリピートしない。
これでは、ストレスが溜まってしまって長くは続けられない。
そんな気持ちになったので、この両建て設定を撤収することにしました。
今後の予定
今後、メキシコペソ円のトラリピ設定をする可能性はあります。
でも、すぐではありません。
今回の売買の反省を活かしていくつもりです。
当面のトラリピ運用としては、米ドル円の買い設定追加を予定しています。
米ドル円は、そろそろ下げ止まるかなと見ています。
追加設定あれば、記事にてお知らせさせていただきます。
トラリピの関連ページ
トラリピ運用の主要ページ
サイト内他記事