FX失敗事例の分析
トレードは失敗より学ぶことで上達していくものです。
今回の記録は、私自身の振り返りのためにまとめてみたポジション操作記録です。
本当の失敗とは、失敗から学ばず、同じ失敗を繰り返すことを言う。
この考えの元、反省材料にして上達に繋げます。
2021年3月からのポジション操作推移
月日 | 場帳値 | 売り | 買い | 残玉 |
---|---|---|---|---|
3月17日 | 84,9 | 1- | -1 | 0 |
3月18日 | 84.9 | -20 | 0-20 | |
3月26日 | 82.8 | 20- | 20-20 | |
3月29日 | 83.7 | 20- | 40-20 | |
3月30日 | 83.8 | 20- | 60-20 | |
4月21日 | 83.5 | 20- | -20 | 40-0 |
5月14日 | 84.6 | 40- | 0 |
簡単に振り返ってみます。
3月17日の1枚のポジションは、様子を見るためのポジションで「試し玉」と言われているものです。
この試し玉は、今年から力を入れ始めているため、まだまだヘタくそです。
ポジションを作ってすぐに「いけそう」と感じたので、翌日に買いポジション20万通貨の本玉を入れています。
ところが、その後はズルズルと下げ気味に推移したため、4月26日に売り方に転換しています。
そこから売りポジションを60万通貨まで増やしているのですが、相場は動かない。
むしろ、ゆるゆると上げ気味という、売りポジションには辛い展開となります。
こういう上げ方は、売り方にとっては「いつ暴騰するか」という恐怖心をあおる効果があります。
そのプレッシャーに負けて、5月14日に全ポジションを撤退させています。
今回の売買は本当にヘタですね。
ここ数ヶ月方向性の見えない往来相場が続いていたとはいえ、言い訳にもなりません。
この失敗、次につなげねばなりません。
反省点
反省点は2つです。
- 試し玉の活用が甘い。
- 買いから売りへの転換時の売買
その1:試し玉の活用が甘い
まず、試し玉をもっと活かさねばなりません。
具体的には、試し玉をつくってからの様子見にもう少し日数をかけるべきです。
私の場合倍は、1日単位の動きで売買判断をしています。
作ったその日に、「よ〜し流れがわかった」と判断して試し玉を手仕舞ってしまうのは、早過ぎます。
- 試し玉を作って数日様子をみて感触を確かめる。
- そこで売買の方向性を決めてから本玉を入れる。
この基本動作を、次回はきっちりと実行していくことにします。
その2:買いから売りへの転換時の売買
今回の売買では、最初に「買い方針」だったのを「売り方針」に変更しています。
この転換自体は良いのですが、ここは「買いポジションを損きり」すべきでした。
買いポジションは失敗だったのですから、両建てにすべきではなかった。
素直に一旦負けを認める潔さが足りません。
この覚悟の無さが、その後のポジション操作にも悪い影響を与えたように思われます。
最後のポジションを決済したのが、5月14日です。
あれから1カ月、現在はポジションをゼロにしたまま様子を見ています。
ここにきて豪ドル円は、少し動きが出てきています。
そろそろ動く可能性もあるので、気を引き締める意味も含めて、この売買を見直してみました。
次のチャンスが到来したら、頑張ります。
豪ドル円 サヤすべり取り ここまでの成績
この運用法はサヤすべり取りと呼ばれる方法で、「1日1分の場帳・グラフ記入で売買判断」という形で続けてきています。
以下がその成績です。
年度 |
損益額 |
---|---|
2006年 |
4,354,220円 |
2007年 |
2,461,198円 |
2008年 |
ー14,098,591円 |
2009年 |
10,253,010円 |
2010年 |
1,330,590円 |
2011年 |
2,86,510円 |
2012年 |
3,050,910円 |
2013年 |
4,960,930円 |
2014年 |
2,094,195円 |
2015年 |
398,120円 |
2016年 |
1,020,903円 |
2017年 |
677,480円 |
2018年 |
277,574円 |
2019年 |
-1.921,983円 |
2020年 |
1,745,529円 |
2021年 |
-1,456,419円 |
使っている口座は、スワップポイント売買差ゼロ円で建玉整理なども使えるくりっく365です。
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