豪ドル円の一段高を狙ったFXオプション仕掛け
豪ドル円は、もう少し上昇余力があるように感じています。
年末年始の荒い動きとともに勢いが出てくれば、80円台もあるかもしれない。
そんな気がしたので、損失限定のコールオプション買いを仕掛けてみました。
豪ドル円コールオプション買い 50万通貨
サクソバンク証券の約定連絡画面です。
内容はこうなっています。
- 作成日:2020年12月17日
- FXオプション内容:豪ドル円 コールオプション買い
- 作成時点の豪ドル円:78.350円
- 権利行使価格:81.00円
- 権利行使期日:2021年1月27日
- 売買数量50万通貨
- プレミアム:0.200
- 損失上限:0.200×50万通貨=100,000円
- 損益分岐点目安:81.00+0.200=81.200円
ちなみに、これが保有ポジション画面です。
コールオプション買いは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「利益上限なし・損失限定」という性質を持ちます。
50万通貨という数量は、いつもより相当多いのですが、これによって負うリスクは最大10万円です。
豪ドル円がどんなに下落しても、最大損失は10万円を超えることはありません。
にもかかわらず、豪ドル円が上昇したときの利益は大きく増やせる可能性があります。
過去にはこなんな実例もあります。
これと同様になれば、10万円が150万円以上となるんです。
ただし、利益になる道は簡単ではありません。
このポジションの損益分岐点は81.200円です。この10万円が2倍・5倍・10倍と大きく増えるためには、この損益分岐点以上に豪ドル円が上昇する必要があります。
豪ドル円の現在値は78.35円ですので、約3円上昇しないといけない訳です。
しかも、期日が来年1月27日までと決まっています。
現段階では、10万円がそのまま没収となる方が濃厚です。
FXオプション 上げ相場での役割
このコールオプション買いポジションは、豪ドル円がさらに上昇するようであればリリスクを限定させて大きく利益を狙うことが出来ます。
私は、FX口座で豪ドル円40万通貨の買いポジションを保有中です。
この40万通貨は、ある程度上昇したら利益確定をすることになります。小心者の私は、利益を大きく伸ばせる自信はあまりありません。
まだまだ上げ相場ところでビビってしまって利益確定してしまうかもしれません。
FXポジションを決済した後でも、このコールオプション買いポジションは決済しません。
損失リスクは最大10万円ですので、その覚悟だけあればあとは上値を追いかけるだけです。
- 豪ドル円81.20円⇒10万円
- 豪ドル円83.20円⇒100万円
- 豪ドル円85.20円⇒200万円
*権利行使日1月27日の豪ドル円値での試算、それ以前であれば、更にプレミアムがあるのでもうちょっと利益が増えることがあります。
豪ドル円が81円から5円くらい上昇するようなことになれば、このコールオプションで使った資金10万円は、は20〜30倍に上昇します。
まあ、宝くじよりは分が良いというところですね。
大きな上昇となったときのお楽しみの仕掛けを入れておき、いつも通りの売買を続けます。
FXオプションの売買ではサクソバンク証券を使っています。
豪ドル円 サヤすべり取り ここまでの成績
この運用法はサヤすべり取りと呼ばれる方法で、「1日1分の場帳・グラフ記入で売買判断」という形で続けてきています。
以下がその成績です。
年度 |
損益額 |
---|---|
2006年 |
4,354,220円 |
2007年 |
2,461,198円 |
2008年 |
ー14,098,591円 |
2009年 |
10,253,010円 |
2010年 |
1,330,590円 |
2011年 |
2,86,510円 |
2012年 |
3,050,910円 |
2013年 |
4,960,930円 |
2014年 |
2,094,195円 |
2015年 |
398,120円 |
2016年 |
1,020,903円 |
2017年 |
677,480円 |
2018年 |
277,574円 |
2019年 |
-1.921,983円 |
2020年 |
1,745,529円 |
使っている口座は、スワップポイント売買差ゼロ円で建玉整理なども使えるくりっく365です。
豪ドル円 裁量トレード 関連ページ
豪ドル円 サヤすべり取り 運用関連ページ
サイト内他記事