豪ドル円完全両建+FXオプションを残した目論見【サヤすべり取り2020年9月28日】
9月28日、豪ドル円サヤすべり取りでの売買をしています。
FX保有分とFXオプション保有分、それぞれの売買を、記事にしました。
FX口座 20万通貨損きり
保有中の豪ドル円売りポジションのうち、20万通貨を損きりしています。
損きり額は、94,450円でした。
豪ドル円が下げ切るのを待っていたポジションです。
ここのところずっと下げ続けた豪ドル円も、そろそろ止まりそうだという感じがあったので決済した次第です。
これにより、FXポジションは完全両建てになっています。
豪ドル円完全両建て 保有ポジション状況
現在のくりっく365口座画像です。
豪ドル円買いポジション40万通貨・豪ドル円売りポジション40万通貨、完全両建てとなっているのが確認できるかと思います。
評価損益をみて頂くと、差引34万円くらいの含み益という状況です。
完全に決済せずに、この形にしたのには理由があります。
FXオプションとの関係で、ここからさらにポジション操作をする可能性があるからなのです。
FXオプションポジションの方も、1本のポジションを決済しています。
プットオプション買い 利益確定
下げ相場で利益を増やしていたプットオプション買いを利益確定しています。
売却による受取合計の479,400円はそのまま今回の利益となります。
このプットオプション買いは、ポジション作成時に200,200円の代金を払っています。
その代金支払い時に全額損失として計上済みですので、決済のときはその受取金は全額利益計上ということになります。
このポジションの純粋な損益でみると、200,200円支払⇒479,400円受取ですので差引279,000円の利益です。
若干ややこしい部分はありますが、9月28日の売買損益合計は、94,560円損失+479,400円利益=384,840円利益ということです。
さて、FXオプション口座にはあと2本のポジションが残っています。
FXオプション口座 保有ポジション
プットオプション売りポジションを2本保有中です。
この2本のポジション、すぐに決済すると540,200円ほどの損失計上となります。
- 権利行使価格74円プレミアム 1.806×20万通貨=361,200円
- 権利行使価格71円プレミアム 0.895×20万通貨=179,000円
- 合計金額:540,200円
この2本のポジションを決済しないのには、実は理由があります。
このままいけば現在の540,200円の含み損がいずれはゼロ円になる可能性があるんです。
記事を書いている時点の豪ドル円は74.30円です。
現在この2本のポジションには、プレミアムが540,200円あります。
ところが、権利行使期日の12月30日に豪ドル円が74円以上だと現在の2本のポジションそれぞれのプレミアムはゼロ円になるんです。
つまり、現在540,200円がゼロ円ということです。
権利行使日の12月30日まではまだ3カ月くらいあり、豪ドル円が下げるかもしれないので現在はまだ価値があります。
でも、豪ドル円が現水準以上で推移して日数が経過すればプレミアムはすこしづつゼロ円目指して減っていく運命にあります。
以上から、私としては、今すぐにこのポジションを決済せずに、豪ドル円の状況をみながらゆっくりと決済検討をする方針としています。
もしも豪ドル円が大きく下げていく場合は、FXで保有中の豪ドル円売りポジションと相殺する形で決済検討する予定でいます。
その場合は、FXポジションの両建てが終了して、買いポジションが残ることになります。
豪ドル円は、長期的に見ればそろそろ上げ相場に移る可能性が高いとみています。大きな下げがあっても、一時的なものだろうという見通しでいます。
あとは、日々の場帳・グラフ記入をしながら判断をしていきます。
この運用は、両建てでも不利にならないくりっく365を使用しています。
Fオプションは、サクソバンク証券です。
豪ドル円 裁量トレード 関連ページ
豪ドル円 サヤすべり取り 運用関連ページ
サイト内他記事