豪ドル円10万買い 2019年7月25日
豪ドル円50万通貨売りポジションを先週決済したあと、数日様子をみていました。
そろそろ動きが出てきそうなので、本日最初の10万通貨買いポジションを入れています。
コールオプションでの豪ドル円10万通貨買いポジションの思惑
今回作ったポジションがこれです。FXオプションで「コールオプション買い」を使った10万通貨となります。
大まかな内容を書きだしますね。
- 通貨ペア:豪ドル円
- 権利行使価格:76.00円
- プレミアム:0.359
- 権利行使日:8月21日
コールオプションの損益の出方は、2つの特徴があります。
- 豪ドル円が上昇すればFXに近い利益を狙っていける。
- 豪ドル円が下落しても損失はプレミアム代金に限定される。
このコールオプション買いポジションは、権利行使日に消滅します。
その運命は2つに分かれます。
- 豪ドル円76円以上:FX口座にて豪ドル円76円の買いポジションが発生
- 豪ドル円76円未満:プレミアムがゼロ円になりポジション消滅(プレミアム代金が損失となる)
豪ドル円現在値は、75.465円です。
今回、豪ドル円10万通貨の買いポジションをFXオプションを使って作ったのには、2つの理由があります。
豪ドル円買いでFXオプションを使った2つの理由
- 豪ドル円は、下げ止まり感がでてきている。
- しかし、まだまだ大きく崩れるような弱さもある。
これが、その2つの理由です。
豪ドル円は、大きな流れでみて「そろそろ下げ止まり」とみています。
ここまで下げてきて、下げ止まり感がでてきたということです。
当然、次は「上げ」といきたいのですが、上昇力はまだ感じません。
相変わらず弱いんですよね。
こういう時って、力ないままにスルスルと上げたりすることもよくあるんです。
なので、そろそろ最初の10万通貨買いポジションを入れるタイミングを検討していました。
とはいうものの・・・・
下げ止まったかなと感じる反面、上昇力も弱いので、また再下落へと向かう可能性も濃厚です。
もし、再下落となってもズルズル下げていくパターンになりそうです。
このパターン、とっても損きりがしにくいんです。
ガツーンと下げてくれれば、「まだ早かった!」と判断し易いのですが、ズルズルいくと「そろそろ反発かな?」という気持ちにもなるので、損きりしにくくなります。
これら2つの理由から、今回はFXでの豪ドル円買いポジションではなく、FXオプションでの豪ドル円コールオプション買いで攻めることにしたという訳です。
コールオプション買いは、きりの必要が無いんです。
これは、最大損失が限定されているからです。
- 0.359×10万通貨=35,900円
豪ドル円が、今後どれだけ下げようとも損失は35,900円で済みます。
これ以上の損失となることはありません。
豪ドル円が上昇してくれればFXオプションのままで利益を増やしてもいけます。
8月21日の権利行使日になっても、権利行使価格76円を超えていればFXの豪ドル円買いポジションに変身します。
まだ上昇しそうであれば、それ以降の上昇はFXポジションとして利益を追求していけます。
無論、良いことばかりではありません。
今回のコールオプション買いの権利行使価格は76円です。これに対して豪ドル円現在値は75.465円ですので、50銭くらい下です。
単純にFXで買いポジションを作れば、76円まで上昇した時点で相応の利益がでていますよね。
でも、このコ−ルオプション買いでは76円まで上昇してもまだ利益にはなりません。
現実に利益となるのは、現在値+プレミアム代金となったときです。
つまり、76円+プレミアム代金0.359=76.359円です。
だから、いつもFXオプションで攻めるのが良い方法でもないんです。
ただ・・・
「そろそろ相場が大きく動き出すかもしれない微妙な時期」
こういう時に、FXオプションの「買い」は有効に使えます。
今回のように、最初の「試し玉」としてFXオプションを使うのは良さそうです。
この後、流れがはっきりしてきたら「FXでの豪ドル円買いポジション」を積極的に増やしていく予定でいます。
FXオプションは、「買い」「売り」両方出来るサクソバンク証券を使っています。