コール売り+プット売り 利益の仕組み
米ドル円のスワップ投資で利益上乗せのためにオプションを活用しています。
この中のオプション部分について、わかりにくいという指摘がありましたので、定期的に記事にまとめてみたいと思います。
本日時点のオプション部分のポジションはこうなっています。
保有ポジションは、4本あります。
- コール売り:権利行使価格153円で20万通貨売り・権利行使日2023年1月17日:プレミアム0.630
- プット売り:権利行使価格148円で10万通貨売り・権利行使日11月1日:プレミアム0.428
- プット売り:権利行使価格147.75円で10万通貨売り・権利行使日11月15日:プレミアム0.752
- プット売り:権利行使価格148円で10万通貨売り・権利行使日12月13日:プレミアム1.744
コール売りは、「上げ相場で損失・下げ相場で利益」で「損失限定なし・利益限定」という性質を持ちます。
プット売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「損失限定なし・利益限定」という性質となっています。
「損失限定なし・利益限定」というのは一緒なのですが、上げ相場と下げ相場での利害は正反対という関係です。
ちなみに「コール売り・プット売り」ともに、ポジションを作った時に利益を受け取ります。画像の右から2番目の数字がそれです(一番上のプット売りで2.732となっている)
そして、画像の現在値というのは、「現在決済する時のプレミアム値」のことです。プット売りの場合は、ポジション作成時に利益を受け取っているので、決済する際にはプレミアム支払いとなります。
仮に、先ほどの票の一番上のコール売り20万通貨:プレミアム0.630を決済しようとすると、0.630×20万通貨=126,000円支払いという感じです。
私の方針としては、これら4本のポジションは基本的に放置しておきます。
なぜかというと、「今決済すればプレミアム支払いが発生するけど、このままいけばプレミアムがゼロになり支払いが不要になる」からです。
10月31日午前の米ドル円値は、149.17円です。
この水準は、コール売りポジションの権利行使価格よりも安値でプット売りポジションの権利行使価格よりも高値です。
まあ、このままずっと149円でいくとは思っていないんですけどね。
値が動いてきたら、それに合わせてポジション操作を考えていくことになります。
とりあえず、明日権利行使価格148円のプット売りの権利行使日が到来します。
米ドル円が148円以上であれば、現在0.428のプレミアムはゼロとなる予定です。
このポジション、ポジション作成時に1.106(10万通貨で110,600円)受取っていますので、それが全額利益として確定することになります。
私の米ドル円スワップ投資は、こういう利益を通常のスワップ投資に上乗せして行く形でやっています。
FX口座は、米ドル円スワップポイントが高水準となることが多いくりっく365口座を使っています。
FXオプション口座はここ使っています。