豪ドル円プット・オプション売り決済 その後の売買
FXオプションプレミアム取りポジションとして保有していた豪ドル円プット・オプション売りポジションを昨日決済しています。昨日記事FXオプションプレミアム取り検証その6を書いた時点では決済の予定はなかったのですが、決済に至った理由とその後の売買などについて記事にまとめました。
+22,200円 2回の売買の理由
昨日の売買記録です。FXオプションはFXでいうところの約定記録の見方がちょっと違うため、すんなり利益損失を出せません。運用だけであれば慣れるので問題ないのですが、記録をもとに記事にまとめたい時に見やすい資料をだせないところが困りものです。
昨日2回売買をしています。1回目の売買が上の段で、既存ポジションの決済です。0.513というのは決済値で、建値は昨日記事FXオプションプレミアム取り検証その6の画像にある0.619です。
- 豪ドル円20万通貨0.619売り⇒0.513買い決済 利益21,200円
これが1回目の売買です。その後に、2回目の売買をしています。豪ドル円プット。オプション売りで下段の0.92というのが建値です。これは、本日0.915で決済しています。
- 豪ドル円20万通貨0.92⇒0.915買い決済 利益1,000円
これが2回目の決済です。
昨日から今日にかけて2回の売買を行い、22,200円の利益を出したということになります。
プット・オプションの権利行使価格は両方とも80円です。2つのポジションの違いは「期日」です。
1回目の売買で決済したポジションの期日は「7月4日」・2回目の売買で決済したポジションの期日は「8月1日」です。
期日までの日数は、2回目の方が余裕があるため8月1日期日のポジションの方がプレミアムが0.92と高目になります。
昨日の時点では、豪ドル円プット・オプション売りポジションという内容は同じで「期日を延ばして」乗り換えたという感じの売買でした。本日になり、その乗り換えたポジションも決済したというのが、2回の売買の流れです。
FXオプション 売買の理由
FXオプションの仕組みをわかりやすくというつもりで長々と説明いたのですが、わかりにくかったらすみませんです。
こういう売買をした理由は、単純なものです。
豪ドル円の急激な下げによってプレミアムの含み益が一気に減ってビビったためです。
素直に書きました。
朝の段階で79.400円あったのですが、記事を書いた後に豪ドル円が1円以上下げて一時は80円台まで下落したことにより、プット・オプションのプレミアムが上昇したのです。
私は「売り」方なので、プレミアムが上昇すると「含み益減少」という不利な状況になります。
保有ポジションの権利行使価格は80円だったため、この勢いでいくと近いうちに権利行使価格よりも下落するかもしれないと感じて決済に踏み切っています。
でも、豪ドル円が底値近辺にあるという認識もあります。なので、「期日を延ばそう」という方針で期日長目のプット・オプション売りポジションを再度建てたのです。
本日、そのポジションを決済した理由も単純です。
朝の段階で再度口座管理画面を確認した際に、昨日のポジションは収支トントンでした。そのポジションにかかわっていると裁量トレードの売買判断に崩れが出そうな気がしてきました。
豪ドル円の流れ次第では、ここから新規の買いポジションを入れていく可能性があります。その辺に配慮して、その売買判断に集中するためにFXオプションでの豪ドル円保有は一旦終了させるということにした次第です。
FXオプションのプレミアム取りは、当面残った米ドル円ポジションのみで行います。豪ドル円は、その後に上げ相場の流れがしっかりとでてきてから検討したいと思っています。
今回の売買は、FXオプションプレミアム取りを続けていくうえで「こういう事も起きる」という良い経験となりました。この体験を着実に利益を挙げていくための肥やしにしていきます。
これからもコツコツとやっていきます。