FOMC利上げ 米ドルスワップポイントへの影響
FOMCがついに利上げしました。今後も緩やかに金利引き上げをしていくようです。FOMC利上げとなると気になってしまうのがスワップポイントです。本日現在の米ドル円スワップポイントを比較しながら今後の米ドル円攻略についても考えてみました。
FOMC利上げ 米ドルスワップポイントの利回り
本日の主要FX口座での米ドル円スワップポイントは以下のようになっています。米ドル円で高スワップポイント傾向のある4社を抜き出してみました。
- GMO外貨 5円
- SBIFXトレード 5円
- 5円
- くりっく365 8円(3日分で25円)
一見、くりっく365だけがとても高いように感じますが、高くなり始めたのは今週に入ってからです。くりっく365メジャー通貨のスワップポイントは利上げなどを早目に織り込む傾向があるので今回もその特徴が出たのだという気がします。
なので、明日以降他口座もくりっく365の8〜9円の水準に上昇していくのではないかと推測されます。仮に、1万通貨で9円のスワップポイントを頂ける場合のスワップ投資利回りを計算してみます。
9円×365日=3,285円
レバレッジ毎に利回り計算をするのであれば、以下のようになります。
- レバレッジ1倍:約0.26%
- レバレッジ3倍:約0.78%
- レバレッジ10倍:2.6%
まあ、今回の利上げだけではスワップ放置投資をするほどの魅力はないようですね。でも、今後も利上げをしていくということで米ドル円買いポジションなどは為替上昇という恩恵も受けやすくなります。その上昇も狙って買いポジションで、おまけとして受け取るスワップポイントであれば悪くない金額という気もします。
スワップポイントで狙うのであれば、米ドル・スイスフラン(USDCHF)も面白いかもしれません。
本日段階では、で1万通貨40円となっていて利上げの影響はまだ出ていない気がします。これが5〜10円程度上昇するようであれば、1万通貨45〜50円となるのでスワップポイント的魅力は大幅にアップします。スイスフランは、1月のスイス・ショックの例もあり手を出しにくいところもありますけどね。
私は米ドル円は、トライオートやサイクル注文などの半自動売買系注文に任せたままでいきます。それほど大きくはない売買ですが、昨日もUSDJPYとZARJPYのiサイクル注文 くりっく365で設定の仕掛けで米ドル円13,914円の利益を出しています。
上昇しやすい米ドルの特徴を利用しながらスワップポイントもおまけに頂くという形で売買を続けていきます。