南アフリカランド円売り方心得
くりっく365のサイクル注文が12月は絶好調です。そこで仕掛けてある南アフリカランド円売りのサイクル注文での考え方のポイントについてもまとめてみました。
買い方の苦境に追い打ちをかけてはいけない。
ここまでのサイクル注文の決済状況です。前半は南アフリカランド円が、後半は米ドル円が利益を出してくれました。米国利上げという大きな材料が相場をゆすってくれたのが利益の積み重ねに繋がっています。
こういう往来相場は、サイクル注文が得意とするところです。100万円で始めた口座残高も以下のようになっています。
+78,425円の利益です。現在保有中のポジションは、米ドル円2万買い・南アフリカランド円10万売りというところです。
ここ数日は、米ドル円・南アフリカランド円共に落ち着いてきているので決済はありません。決済がないと南アフリカランド円売りポジションのマイナススワップポイントの増加ぶりがちょっと気になりなるのですが、あまり気にしないようにしています。
この設定で、一番マズイ展開が「米ドル安・南アフリカランド高」です。米国利上げ継続の状況が続く限り、この展開が長く続くことは想定しがたいのですが、ないとは言い切れません。
これへの対策としては、「調子に乗らない事」がもっとも大切だと考えています。つまり、先日のような「米ドル高・南アフリカランド安」で利益がガンガン出るからといって、値を追いかけていかないことです。
先日の7円台まで落ちた南アフリカランド安時も、調子に乗って7円台で売り注文を作る設定に変更していたら今頃はちょっと苦しい想いをしていたかもしれません。南アフリカランド円は、暴落しやすい傾向がある通貨であることは、誰もが知っています。
だからといって、ずっと暴落し続ける訳ではありません。今回もそうだったのですが、ある程度暴落してから値がストーンと落ちるようなときに目先の底をつく傾向もあります。こういう時は、買い方は強制ロスカットを食らうような苦しい局面である反面、売り方は利益が大きく乗って調子ずく時でもあります。
ここでやりたくなるのは「買い方の苦境に追い打ちをかけるように売りポジションを乗せて攻める事」です。
でも、ここで調子に乗ってはいけません。
そこで調子に乗れば、その後の反動高では立場が逆転して売り方が苦しむことになります。この形で攻め切るのは、難しいのです。
私は、南アフリカランド円では両建てまたは売り方なのでこの辺の引き際だけは忘れないようにしようと思っております。
年末は、いつも荒れます。でも、荒れ相場で揉まれるような往来相場局面がサイクル注文の稼ぎ時でもあります。年明けまで、この設定はこのままで行く予定です。