くりっく365でのiサイクル注文始動
外為オンラインのくりっく365口座で、iサイクル注文の初設定をしましのでご紹介させて頂きます。USDJPY買いとZARJPY売りも2つを設定して様子を見ていくことにしています。
USDJPY買い・ZARJPY売り 2つの設定
今回設定したのは、「USDJPY買い サイクル注文」と「ZARJPY売り iサイクル」です。米国利上げを契機に米ドル高が進むとともに資源国通貨下落がジワジワと進むと想定しての設定です。
それぞれ以下のように設定しています。
USDJPY買い サイクル注文設定
まずは、「USDJPY買い サイクル注文」です。123.205円から1.39円キザミで最高5万通貨まで買い下がる設定です。
設定変動幅などが6945pipsなどとなっていますが、これは6.945円ということで通常の694.5pipsの意味です。この辺の基準は、使い始めたばかりなのでこれから慣れていきます。
サイクル注文は、設定値幅で売買を繰り返すタイプの注文方法です。これに対して、iサイクル注文は値動きを追いかけていくという違いがあります。
USDJPYでサイクル注文としたのは、米ドル円がここから大きく円安になる可能性は薄いと感じているためです。米国と日本の金利だけで見れば更なる円安もありうるかもしれませんが、ここから更に円安になっても日本のメリットは薄いという認識が広がっており、米国なども警戒感を持ち始めている状況のため、大幅な円安にはなりにくいという見方です。
TPPの進展も為替には影響を及ぼします。TPPが深化すればするほど日米の経済は一体化していくため、米ドルと日本円の値動きは似てくることになります。
それらを考慮してこの設定を決めました。
ZARJPY売り iサイクル注文
もう一つの設定が「ZARJPY売り iサイクル注文」です。
米国利上げが現実化してくれば、資源安が更にすすむとみています。これは、私が商品相場をやっている頃からの傾向でもあるのですが、米国利上げ期には商品相場は大きく下落します。
金や原油などは一段安となるかの末井が高く、それを輸出している南アフリカランドは影響を受けざるを得ません。
日本円に対しても、南アフリカランドはジワジワと下値を切り下げていくだろうと推測されます。この前提で、下値を切り下げたときに追いかけていくタイプであるiサイクル注文を使った設定としました。最初の売りポジションは8.585で約定しています。
くりっく365のiサイクル注文
今回の2つのサイクル注文設定は、どちらもくりっく365で行っています。くりっく365でこの注文方法が使えるようになったお蔭で、サイクル注文の幅も大きく広がりました。くりっく365には以下の特徴があります。
- 全体的にスワップポイントが高目
- スワップポイントが売買同値なので両建てにも使いやすい
- 南アフリカランド円などが業界最狭水準のスプレッド
これらの特徴のお蔭で、これまではスプレッドの関係でほぼ無理だった南アフリカランド円でのサイクル注文が可能となりました。今回の設定でくりっく365でのiサイクル注文に慣れながら、更に有効な設定も検討していくつもりでおります。
これから使いこんでいきます。