楽天銀行くりっく365サービス終了で口座はどうなるのか
楽天銀行が2014年11月にくりっく365サービスを終了することになりました。今後楽天銀行くりっく365サービスは、インヴァスト証券くりっく365口座に移管されることになります。今回はこの具体的な内容をご紹介させていただきます。
くりっく365メリット健在
インヴァスト証券HPでの案内を切り取ってきました。
薄赤色の部分に注目ください。インヴァスト証券さんが建玉移管を引き受けると書かれています。その後に手続きなどが記載されていて、楽天銀行くりっく365口座の利用者は、希望すれば現在の証拠金と建玉(ポジション)をそのままでインヴァスト証券くりっく365口座に移動できるということになります。
無論、これまで貯まったスワップポイントもそのままです。
通常の店頭FX口座では、一旦ポジションを決済して出金して新口座に移動するという手続きが必要になります。
サービス終了は残念ですが、投資家としてはこの処置は助かりますよね。この処置は、くりっく365のメリットの一つでもあります(参考記事:FX信託保全 くりっく365と比較)。
私は、楽天銀行のくりっく365口座は持っていないのですが、他のくりっく365口座で同様の処理を経験済みです。私が、スワップ投資の主力口座として今でもくりっく365を使い続けている理由の一つもこの制度の存在です。無論、受皿業者さんがいないと出来ないので確実に約束されているわけではありません。
今のところ、くりっく365運営母体の金融取ではこの手の対応は深刻な事態になるまえに受皿業者を見つけるなど早目に動いている気がします。くりっく365は、受皿会社が見つからない場合は金融取が保障する仕組みなので、最悪の場合でも資金減るということは無さそうです。
くりっく365では、最近南アフリカランド円の取引が大幅に増加しているようです。7月の平均提示スプレッドも0.84銭となり、0。5銭以下が36%、1銭以下の比率は90%以上となっています。店頭FXで南アフリカランド円スプレツッドが最も狭いのはヒロセ通商の1.4銭なのでダントツの最狭水準です。
くりっく365は、南アフリカランド円のスワップポイントも高水準です。
参考:南アフリカランド円スプレッドとスワップポイント 2014年最新版
私もスワップポイントサヤ取りでもくりっく365を使っています。他の通貨ペアでもスプレッド縮小に取り組めばくりっく365復活の可能性は高くなるんですけどね。頑張って欲しいところです。
くりっく365業者で、口座開設キャンペーンなどを実施して元気に頑張っている1社が岡三証券です。