FX ナンピンやったら負けって本当?
FX業界でまことしやかに主張されることの一つに「ナンピンはやってはいけない」というものがあります。私自身は、「ナンピンで儲けているタイプ」です。でも、敢えて反論するつもりもありません。実際に利益を出している人間がいるんぽですから、これからもナンピンを続けていけばよいだけと考えているからです。
でも、やり方によってナンピンが破滅を招くもとになるのも事実です。上手になるには練習法が必要なのかもしれないとも思っています。
ナンピンの良さを理解できて、自然に身に付く方法があるので紹介させて頂きます。
FX ナンピン練習法 単純だからこそ効果がある
ナンピンで失敗するパターンは、ほぼ100%決まっています。
- 高値圏で買い始める
- 買いの間隔が短い
- 高レバレツジ気味の勝負も多い
大体、この3つの要素のうち2つも重なるとナンピンはうまくいかなくなります。そして、これを逆に考えると「ナンピンをうまくやる方法」が見えてきます。つまり、うまくやるにはこれら3つの要素を含まずにやればよいということです。
つまり、こういうことです。
- 高値圏は見送る
- 買いの間隔を長くする
- レバレッジは意識して低目にする
こうするだけで、ナンピンはうまく機能するようになり収益を生み出す強力な技ともなっていきます。
でもですね。
これを実際のトレ−ドで実行するのは意外に難しいものです。
まず、こういうゆっくりとナンピンを行うのは我慢が出来ないからです。ナンピンでよくあるパターンが、1日のうちに何回にも分けて買っていったりします。しかも、含み損が出たポジションは翌日に持ち越したりするため、翌日以降も下げ続けると手が打てなくなります。
ポジションを持ちこす売買でナンピンをするのであれば、1度買いを入れたらその次の買いは相場がある程度動くまで待つのがもっとも有効なナンピンとなります。
その期間は、例えば1ヶ月間です。
こう書くと、そんなに待っていられないと反論する方も多いかもしれません。でも、実際にやってみるとその有効性を認識して頂くことができます。
私のブログで公開している中で、純ドルコスト平均法がそれを実際に実践しています。この運用法は、毎月1回買う日を決めて買っていくだけの運用法です。高値圏では、買い数量を減らすという工夫を入れて買い平均値をたかくするのを防ぎながらやっています。
このドルコスト平均法は、実はナンピン練習法としても有効です。
こういう買い方を数年続けてみてください。
だんだんと、ゆっくりとナピンすることの有効性が体でわかるようになります。
そして、安全・堅実に資金を増やしていく感覚も身についてきます。
実際、私自身もこの純ドルコスト平均法を始めて4年くらいになるのですが、このお蔭で高値圏でも焦って飛びつき買いを入れるようなことはなくなりました。これに、場帖・グラフ記入を加えて続けていくと更にその効果は高まります。
長期投資派にとってナンピンの技術は、成功のために必須です。私もこれからしっかりとナンピンが出来るようにやっていくつもりでおります。