トラリピ 決済トレール検証
これまで負け続けてきた「決済トレール」ですが、優位性の片りんが見え始めてきました。売買記録とともにその特徴をまとめてみました。
「トラリピ 決済トレール」 得意な局面では荒稼ぎしそう
3月28日からの決済記録の一部です。4月7日までの9稼働日で24本の利益確定が発生しています。
米ドル円にも大きな動きがでてきているため、稼働トラリピの稼ぐ時となってきているようです。「せま割」と「決済トレール」の内訳は以下のようになっています。
項目 |
せま割 |
決債トレール |
合計 |
---|---|---|---|
利益額 |
4,500円 |
3,900円 |
8,400円 |
利益確定本数 |
15本 |
9本 |
24本 |
前回記事「せま割」優位までは圧倒的に「せま割」優位だったのですが、今回はかなり収支が拮抗してきています。
ちなみに、3月28日〜3月末までは決済トレールの方が優勢でした。先程の画像で薄赤色で示した部分です。
参考までに、決済トレーヅが好調だった時期のチャートを載せさせて頂きます。
円高気味に推移してきて、ちょっと大き目の戻しがあった時期です。4月に入って、再び円高モード気味に推移しているため決済トレールの勢いが萎んだ形になっています。
円安の時期に入ってくると決済トレールの優位性が出てくるようです。
決済トレールの特徴と感じるのが「収支のメリハリ」です。先日までのズルズルとした円高時にはほとんど決済が無かったのに対して、相場が戻り始めると通常300円の利益が決済トレールで7000円くらいまで伸びるということがよく起きます。
「せま割」がズルズルとした円高局面でも比較的コツコツと利益を積み上げるのとは、対照的です。
決済トレールは、今回の比較では「せま割」に負けてはいるものの、米ドル円が大きく上昇する時期が到来すれば荒稼ぎしてくれそうな感じがします。
円高気味で米ドル円がズルズルと下げている時は「せま割」が強いのですが、相場転換してくれば決済トレールが本領発揮ということであれば、どちらが本当に優位という判定は難しいのかもしれません。使い分けをしていくのが良さそうなので、今後は「どう使い分けをしていくか」も検討していくことにします。
この実験は、4月一杯をメドに続けていきます。