トラリピリアル口座対決 2週間経過
トラリピの「せま割」と「決済トレール」で同じ設定を走らせてリアル口座で検証する実験を始めてから2週間となります。検証の成果がひとつ見えてきている気がします。
決済トレールが苦手な展開 という収穫
3月15日実験開始からの決済記録です。合計で9本の利益確定が発生しています。
内訳をまとめると以下のようになります。
項目 |
せま割 |
決債トレール |
合計 |
---|---|---|---|
利益額 |
2400円 |
300円 |
2700円 |
利益確定本数 |
8本 |
1本 |
9本 |
相変わらず「せま割」のほうが有利です。「決済トレール」はやっと第一号の決済があったのですが値の伸びが少なかったため、決済トレール効果はなく設定どおりの300円にの決済となっています。
たまたまなのかもしれませんが、今の米ドル円相場は「30銭程度の反動はあっても40銭の反動がない」という状況が続いています。「せま割」手数料片道1銭・「決済トレール」手数料片道5銭というトラリピの手数料設定の差が、値動きでしっかりと引っかかる流れです。
実験で「決済トレールの苦手な流れ」がはっきりと見ることが出来たのは大きな収穫だったと感じています。
実験開始からの米ドル円の値動き画像も貼っておきます。
ズルズルと下げて、戻りが少ないというのがここ2週間の米ドル円です。トラリピは、「米ドル円買い」で設定してあるのでちょっとキツイ流れです。
それでも、「せま割」は8本の利益確定が発生しています。
おそらくですが、ここから大きな反動があれば「決済トレール」が活躍する場面も出てくるはずです。
リアル口座でこういう検証が出来るというのは、トラリピなどのリピート系自動売買の良いところです。通常リアル口座の裁量トレード検証は、同時に注文を出すのが難しいなどいくつかの障害があるからです。
でも、トラリピの自動売買であれば、注文タイミングは一緒になります。しかも、余裕のある設定にしておけば、10円や20円程度の円高におびえる必要もありません。
円高相場で米ドル円が下げているときでも適度に利益確定があります。スワップポイントも少ないながら発生しているので、資金は徐々に増えていきます。
とはいえ、何事も完璧はありません。油断せずに検証を続けてトラリピの効率的な使い方を作っていきます。