デューカスコピー・ジャパン 手数料の仕組み
前回記事トルコリラ円スプレッド0.8銭で紹介したデューカスコピー・ジャパンには、売買手数料があります。手数料計算の仕組みが1万通貨でいくらという今までのタイプではないのでちょっと戸惑うかもしれません。有利な通貨ペアなどもあるので、記事にまとめさせていただきます。
デューカスコピー・ジャパン 取引手数料あっても有利
これがデューカスコピー・ジャパン社の手数料体系です。この手数料は取引金額100万円あたりの金額になります。
取引金額=約定金額とも置き換えられます。為替値ジャスト100円の通貨であればこうなります。
100円×1万通貨=100万円
100万円が取引金額です。この場合に、上記表の取引手数料で一番上35円の方であれば片道35円の取引手数料が適用となります。仮に現在のトルコリラ円約30円で4万通貨売買すると以下のようになります。
- 取引金額:30×4万通貨=120万円
- 手数料:120万円×35円÷100万円=42円(1円未満の端数は四捨五入)
一番高い取引手数料ランクで4万通貨で42円です。1万通貨あたりに換算すると手数料約10.5円程度という感じになります。往復手数料で21円程度ですので、スプレッド換算では0.2銭という感じになります。
この手数料を考慮しても、トルコリラ円スプレッド0.8銭くらいで売買が出来れば十分にメリットがあります。
この取引手数料は「預かり金総額」「純資産額」「取引金額」のどれかが次のランクに該当すると下がる仕組みになっています。
取引手数料ランクを上げるポイント
預かり金総額は、これまでデューカスコピージャパン口座への入金総額から出金総額を差し引いた金額になります。仮に250万円を入金したとすれば、取引手数料25円が適用されることになります。この手数料率で先ほどのトルコリラ円を売買すると以下のようになります。
- 取引金額:30×4万通貨=120万円
- 手数料:120万円×25円÷100万円=30円
- 1万通貨あたり手数料:25円÷4万通貨=6.25円
- 往復手数料:6.25円×2=12.5円
- スプレッド換算:約0.125銭
先程のスプレッド換算0.2銭相当の取引手数料負担がかなり軽くなりました。
ちなみに、この250万円入金効果は出金したりしなければずっと続きます。仮にトレードで200万円くらい損をして口座残高が50万円になっても、適用される取引手数料ランクは片道25円ということです。
トレードで資金を増やしていければ、「純資産額」が適用されて取引手数料が下がる可能性があります。
また、取引金額がかなりある方は、それによって取引手数料ランクが上がる可能性があります。取引金額の対象は30日です。
デューカスコピージャパンでの取引開始の入金金額はこの取引手数料ランクを意識して行った方がお得です。
初回入金が50万円未満であれば、50万円ちょうどにするだけで取引手数料ランクが違ってきます。あとは、トレードで増えた分だけ出金するのを基本方針としてやっていくと取引手数料ランクを下げずにできます。
デューカスコピージャパンの取引手数料を考慮しても有利な通貨ペアは結構あります。私が売買予定のトルコリラ円・南アフリカランド円などは取引手数料を考慮してもかなり有利です。
あとは、口座開設後に手数料考慮した部分も確認しながら活用していきます。