スワップポイント差が逆転したときにはどうするの?
まだ利益がそれほど貯まっていないのに、スワップポイhント差が逆転したらどうするか。
スワップポイトサヤ取りで現実に起きる問題の一つです。
私の対処法をご紹介します。
2021年1月14日 管理簿
本日時点では含み益12,950円です。
先日保有ポジションの一部を決済しています。
参考記事:トルコリラ円サヤ取りポジション売買記録
その後、残りポジションのスワップポイント差利益が貯まり始めようとしているところです。
トルコリラ円で両建てポジションを保有中なのですが、先週まではちょっとやきもきしていました。
なんでかっていうと・・・・
スワップポイント差が拡大したかと思ったら縮小して逆転したりしていたからです。
今週くらいから、やっと1万通貨で1日10〜20円くらいのスワップポイント差利益が続けて得られるようになりました。
この安定が続くようであれば、両建てポジションを維持するだけで利益が積み上がるいつもの展開になるはずです。
各社のスワップポイント変動も活発になってきていますので、流れを見ながら少しづつ仕掛けていきます。
今の私のポジションのように、「スワップポイント差が逆転したらどうしよう」と思われている方もいるかもしれません。
次に、そういう場合の考え方と決済のやり方をご紹介します。
スワップポイント差が逆転したらどうするか?
昨日まで、1万通貨で20円くらいのスワップポイント差利益がでていたのに、今日になったら−10円になっている。どうしよう!
こういう事って、結構あるんです。
例えば、こんな感じです。
- 買い:岡三証券 くりっく365 49.5円
- 売り:みんなのFX ー20円
- スワップポイント差 29.5円
この組み合わせでトルコリラ円の両建てポジションを作れば、何もしなくても1万通貨で29.5円・100万通貨両建てで2950円のスワップポイント差利益が見込めます。
スワップポイント差に変動がなければ、1カ月で2950×30日=88,500円の利益が積み上がってくれます。
でも、数日後にみんなのFXがマイナススワップポイントを大幅に引き上げてー60円にしたとしましょう。
そうなると、両建てポジションのスワップポイント収支は以下のようになります。
- 買い:岡三証券 くりっく365 49.5円
- 売り:みんなのFX ー60円
- スワップポイント差 ー10.5円
こうなってしまうと、100万通貨も両建てポジションを保有していれば、何もしなくても毎日1050円の損失が増えていく形になります。
困っちゃいますよねぇ。
こういう時に一番大切なことは、「慌てない事」です。
慌てる必要はないんです。
だって、損が積み上がるといっても毎日1000円とかです。マイナススワップポイントのポジションでも持っているつもりで、まずはどっかりと構えましょう。
数日ようすを見ているうちに、スワップポイントが元に戻ることもあります。
戻らないときは、その通貨ペアの値動きの大きな特徴を観察しましょう。
例えば、トルコリラ円を日足でみると「数日大きく上昇した後は数日下げ易い」なんて傾向があったりします。
そのタイミングに合わせてポジションを決済してしまうんです。
- トルコリラ円が4日連続で上昇した。
- 1日下げた。
こういうときは、2日目も下げ傾向の可能性が高そうだという推測ができます。
こういうタイミングを狙って両建てポジションを少しづつ解消するんです。
下げそうだという見通しで解消するので、まず買いポジションを決済し、次に売りポジションを決済します。
売りポジションの決済値がちょっと有利になるように、指値注文を入れても良いかもしれません。
ポイントは「ちょっと有利・・・つまり数銭程度」です。
ここで欲張ると失敗します。
この傾向が未来永劫にわたって絶対であれば、このタイミングだけ狙って稼げるはずですよね。
無論、絶対なはずはないんです。
だから、欲張っても数銭程度ってことが大切なんです。1回1回の利益は欲張らずにやれば失敗も少なくなります。
私は、リスクを下げて、少しでもよいので利益を積み上げていくことを重視しています。