株券でFX 代用有価証券FX運用3年経過
マネーパートナーズは、株券を代用有価証券としてFX取引に活用できる数少ない業者の一つでもあります。私もこの制度を活用して3年になります。1000万円で開始してから、最初の2年で株・FX合計で600万円くらいの利益を出しています(参考:マネーパートナーズ運用記録。その後も、配当金やスワップポイントなどで着実に増やすことが出来ています。ただ、メリットばかりではありませんので、ここで記事にまとめさせて頂きます。
体験者の語る代用有価証券FXのメリット・デメリット
まずは、代用有価証券の仕組みを簡単にご説明します。株券をFXの証拠金とするには、まずマネーパートナーズで「株式を購入」するか他の証券会社より「株券を入庫」する必要があります。その手続きが終わると、株価の70%を評価額としてFX証拠金として使えます。
この画像は、私が代用有価証券としている「日本マクドナルド株」です。
2683円で買った100株が現在4975円になっています。薄黄色部分に注目してください。現在4975×100株=497,500円の時価評価額があるので、その70%の348,250円がFX証拠金評価額になります。
株券を代用有価証券とすることで、FX取引と株式投資の両方の運用ができるため様々なメリットがあります。
- 同じ資金で株式売買利益とFX取引利益の両方が得られる
- 株式の配当金とFXのスワップポイントの両方が得られる。
- 株式優待も問題なく得られる。
- 株式売却時手数料はゼロ円
実際の売買記録、マネーパートナーズ2016年までの運用記録をみて頂ければ株式・FXの双方で利益が出ているということが確認できます。
株主優待も普通に受け取ることができるため、一般の証券会社で株券を預けたままにしているのとほとんど変わりません。画像の日本マクドナルド株も、年に2回マクドナルドで使える5000円相当の優待券がいただけます。
FX投資家で株券を持っている方には、この代用有価証券は利用価値大の制度です。
株式売却手数料ゼロ円というのもユニークな制度です。これは、他社より株券を入庫した場合に有利に使えます。
尚、マネーパートナーズで株式買付時には手数料は普通に発生します。
ただ、万能の制度という訳ではありません。注意しなければいけない部分がいくつかあります。
- 株価下落時にはFXC証拠金評価額が下がる。
- 損きり時に現金がないと株券も影響を受ける。
株価上昇時には、株券評価額も上がっていくため評価額のFX証拠金額も増額していくことになります。でも、逆に株価下落時には、評価額が下がって証拠金額が減っていきます。
それと、FXポジションを損きりする際に現金がないと株券も処分されてしまうことにもなります。
マネーパートナーズの代用有価証券制度は、株券だけでFX売買ができます。でも、FXで損きりをする場合は現金も用意しておく必要があります。
株券をFXと株式の両方で活用するため、資金ギリギリの高レバレッジ系の取引をする方にはあまりおすすめしません。
私が、無難に活用できているのは「のんびり売買」で「長期投資が基本」としているのも大きいと感じています。
マネーパートナーズは、スプレッドでは業界最狭水準を提供していて、システムの強さにも定評のあるFX業者です。この代用有価証券制度も、うまく活用していくことで資産運用増加に繋げていきたいと思っています。
じっくりと取り組んでいきます。