パートナーズFXnano高スワップポイントキャンペーン3ヶ月目突入
高スワップポイントlキャンペーン、3ヶ月めに突入しました。3ヶ月も続くということは、このキャンペーンがマネーパートナーズさんにとっても取引量増加に繋がるような良い影響が出ているのだと推測されます。もしかすると、あと数ヶ月継続の可能性もでてきました。
そこで、この好環境を両建て運用で活用していくときの留意点についてまとめました。
キャンペーン8月末まで延長決定です。
スワップ両建てでパートナーズFXnano利用時 5つの留意点
7月5日時点のパートナーズFXnanoスワップポイント表です。薄緑色をした通貨ペアはいずれもスワップポイントサヤ取りに使えそうな水準にあります。本日はゼロ円となっているメキシコペソ円も含めて、両建て運用口座としても相当な魅力ある水準になっています。
これを活用していくうえで考慮すべき留意点は大きく5つあります。
- スプレッドコスト回収日数
- 相手方FX口座のスワップポイント変動の可能性考慮
- 必要証拠金の確認
- 1回の注文数量10万通貨制限
- キャンペーン7月終了時のシナリオ
それぞれ補足説明させていただきます。
スワップポイントサヤ取りは、同通貨ペアの両建てで行う運用ですので為替変動により大きな損失をこうむりづらい構造になっています。その代わり、損をしないために大切となるのが「スプレッドコスト回収日数」です。
2口座の合計スプレッド分を日々の利益合計で埋め終わるまでの日数を抑えておく必要があります。
南アフリカランド円・トルコリラ円・メキシコ・ペソ円などの高金利通貨は、ここが特に重要です。この3通貨ペアは、為替水準の割にはスプレッドが広目の傾向があるからです。
7月5日現在、南アフリカランド円は2口座間で130円のスワップポイント差があります。これが1年も続けば相当なりえきりつになるのですが、2口座のスプレッドコストは2.9銭ほどあり、>スプレッドコスト回収日数は2900円÷130円=22.3日かかります。
為替レートは止まっている訳ではないので、実際の運用では作った両建てポジションのスプレッドコストは1銭前後上下することもあります。ここも予め考慮しておくべきポイントです。
スワップポイントサヤ取りで、どの通貨ペアで仕掛けるかなどはこのスプレッドコスト回収日数をきっちり計算してから行う必要があります。
スワップポイントサヤ取りは、2口座間のスワップポイント差を利益に変えていく運用法です。なので、パートナーズFXnanoと組む相手方のFX口座のスワップポイント変動の可能性も考慮しておかねばなりません。
例えば、パートナーズFXnanoと両建て相性が良さそうな口座としてはDMMFX口座があります。
DMMFXのスワップポイントは、毎日激しく動くことがなく一定期間固定されているという特徴があります。基本的に低目ではあるものの、ある水準に達すると一気に最高水準まで引き上げられる時期も定期的にあります。
現在売りスワップポイント負担は100円です。これが上昇するとしても、160〜180円くらいで止まるという見方もあるかもしれません。
ここ油断禁物です。
過去の経験から言えるのですが、場合によってはパートナーズFXnanoの230円を超える水準まで売りスワップポイントが上昇することも有り得ますのでご注意くださいませ。
パートナーズFXnanoの各通貨ペアの必要証拠金は、概ねレバレッジ25倍前後です。
現時点で留意すべきは、南アフリカランド円・メキシコペソ円です。最低必要証拠金100通貨で100円となっています。為替水準でいくと南アフリカランド円レバレッジ8倍前後・メキシコペソ円はレバレッジ5.7倍前後です。
両建てポジションを作るときの口座資金は、この状況を加味して通常よりも口座入金額を増やす方が安全です。今のところトルコリラ円は、レバレッジ20倍以上の運用が出来るもの大きな変動期には引き上げの可能性もあります。
パートナーズFXnanoは、その仕組み上1回の注文数量が最大10万通貨になっています。100万通貨のポジションを作成する際には、10万×10回注文を出せば可能です。
これ、知らないと注文がだせずにちょっと焦ることがあります。私も、焦ったことがある一人です(汗)。
パートナーズFXnanoの高スワップポイントキャンペーン、8月終了の可能性は運用上考慮しておかねばなりません。「継続にかけて仕掛ける」という戦略も勿論あります。南アフリカランド円などは、長期継続となればかなりの高利益が期待できる状況だからです。
私自身は、8月終了も考慮に入れて仕掛ける通貨ペアは豪ドル円・NZドル円など低スプレッド通貨ペアを狙っていくつもりです。これらの低スプレッド通貨ペアであれば、キャンペーンが7月で終了しようと、相手方口座で大きなスワップポイント変動が起きようとも慌てずに済みます。
堅実すぎるかもしれませんが、いつものペースを乱さずにキャンペーンを活用していくつもりでおります。