スワップポイント差ゼロのFX口座 2019年まとめ
FX投資家にとって「スワップポイント差ゼロの口座」は、様々なメリットがあります。
しかし、スワップポイント差ゼロはFX業者にとっては負担の大きいサービスでもあります。
そのために、年々「スワップポイント差ゼロ」を提供する口座は減ってきています。
そんな中、来年2020年も「スワップポイント差ゼロの継続宣言」を出してくれた口座がありますので、ご紹介させていただきます。
スワップポイント差ゼロ 継続宣言
上記画像は「みんなのFX」公式ページのものですが、LIGHTFXでも同様の発表がされています。
ほとんどのFX口座のスワップポイントは、支払額の方が受取額よりも大きくなっています。
つまり、こんな感じです。
- 例:買いスワップポイント受取 70円ー売りスワップポイント支払ー100円
スワップポイント差ゼロであることは、投資家にとってはいろいろなメリットがあります。
スワップポイントゼロ継続口座のメリットと使い方
- スワップポイント受取が高くなりやすく、スワップポイント支払は低くなりやすい。
- 両建てが気楽にできる。
- スワップ投資の「値下がり期対策」手段としてはなはだ有効
「スワップポイント受取が高くなりやすく、スワップポイント支払は低くなりやすい。」というのは、実際の高スワップポイント口座・マイナススワップポイント低負担口座の上位を見ていただくとわかります。
現在、スワップポイント差ゼロ継続口座となっているDMMFX・みんなのFX・LIGHTFX・くりっく365がいろんな通貨ペアで1位に顔を出しているのが確認できるはずです。
両建てもやり易いです。
私は、両建てを損きりの代わりに使うことも有ります。
例えば、「本来ならば損きりすべきだが抵抗がある」といったときです。
こういう時は、一旦両建てにしてしまいます。収支だけから見れば、「両建て」でも「損きり」でも同じことです。
でも、人間というのは、「損きりはできないけれど両建てはできる」という部分もあります。
両建てにしておいて少し日を置いてから「損きりで良いのだ」となれば、両建てポジションを消滅させて損だしをします。
この時、スワップポイント差のある口座では、日々のスワップポイント差がそのまま投資家コスト負担になります。
スワップポイント差ゼロ継続口座であれば、何日・何週間放っておいてもスワップポイント負担が増えることはありません。
トレードのストレスを減らすのに一役買ってくれています。
高金利通貨でスワップ投資をされている方にも、スワップポイント差ゼロ継続口座は有益です。
定期的に発生する大きな下落期を「両建てしてやり過ごす」という選択肢が取れるからです。
過去にトルコリラ円や南アフリカランド円で何度か発生していますが、高金地通貨では「どこまで下げるかわからないという大きく下げる時期があります。
スワップポイントを受け取るためとはいえ、買いポジションだけを保有し続ければ含み損ばかりが増えていきます。
こういう時期には、一定期間売りポジションを建てて両建てにしておくのも有効な一手になります。
下げ時期に売りポジションを保有し続ければ、そのポジションで大きな利益確定ができる可能性だってあります。
スワップポイント差ゼロ継続口座であれば、スワップポイントは買いポジションと相殺できるため、両建て期間が数ヶ月になっても問題はありません。
この特長を利用することで、スワップ投資を安定させることができます。
投資家にメリットが多い、スワップポイント差ゼロを来年も続けて頂ける「みんなのFX」「LIGHTFX」を提供するトレイダーズ証券さんに心より感謝させていただきます。
2020年 スワップポイント差ゼロ継続口座は現在2口座
2020年以降もスワップポイント差ゼロを続けてくれる口座がもう一つあります。それはくりっく365口座です。
くりっく365公式ページから、スワップポイント差ゼロを続けるかどうかの発表はありません。
これは、くりっく365がサービス開始以来ずっと「スワップポイント差ゼロ継続口座」であるためです。
当然のごとく来年も継続になるはずです。
くりっく365から発表があるとすれば、「スワップポイント差ゼロを止めます!」という内容となるのですが、それは今のところないです。
私は、戦略上両建てをよく使います。リスクを軽くするための手段として両建ては有効だからです。
来年以降の裁量トレ−ドメイン口座は、この辺の口座が中心となる予定です。
一部通貨ペア スワップポイント差ゼロの口座
一部通貨ペアでスワップポイント差ゼロというFX口座はいくつかあります。
この画像は、GMOクリック証券のスワップポイント表です。南アフリカランド円だけですが、スワップポイント差ゼロになっています。
この他にマネーパートナーズFXのメキシコペソ円なども2019年12月現在スワップポイント差ゼロとなっています。
一部通貨ペアでのスワップポイント差ゼロは、一時的ということも多いです。
それでも、スワップポイント差ゼロとしている努力は評価したいと思っています。
こういう努力を続けてくれるFX口座は微力ではあるものの、応援していきます。