ひふみん(加藤一二三棋士)に学ぶFX
成功するためには基本取得が必要ということは、私のメルマガ・ブログの読者であれば何度もその文章を目にされているだろうと思います。
では、基本修得にもっとも大切なことは何でしょうか?
この答えを体現されているのが「ひふみん」こと加藤一二三棋士です。
加藤一二三棋士は将棋界の重鎮であることはよく知られています。「神武以来の天才」と呼ばれ、若い頃から活躍され7代の現在は更に活躍の幅を広げて日本中で大人気となるという凄い方です。我々、FX投資家も学ぶことが多い方でもあります。
FXの基本修得はどうすればよいか
何かに上達したいなら、「繰り返し」をすることがとても大切だ。繰り返しをしなければ基本を修得することはできないし、いったん覚えたこともすぐに忘れてしまうだろう。基本を覚えた後にもそれを繰り返すことが重要であることに変わりはない。運動をする前に準備体操をするように、どんなに上手になったとしても欠かすことができないはずだ。〜羽生棋士
羽生棋士は、著書の中で「繰り返しの重要性」を訴えています。
その中に、偉大なる繰り返しの実践者として紹介されているのが加藤一二三棋士なのです。
加藤一二三棋士は、同じ作戦を何度も納得するまで繰り返すことでも有名なのだそうです。
相手は、当然それを知っているので予め対応策を練ってくるのですが、それでも加藤一二三棋士はやり方を変えないのだそうです。
書くまでもないことかもしれませんが、予め対応策を練られているにも関わらず、勝ってプロ棋士を維持するというのは相当な実力が無ければできないことです。
加藤先生は、何百局も同じ作戦を繰り返すことによって、その戦法の神髄を理解して、他の棋士には真似のできない技術を得ているのではないか。
羽生棋士は、加藤一二三棋士のこのやり方の背景をこう推測しています。
基本の繰り返しが奥義に至る道
FXでも、基本の繰り返しが最重要であることは全く同じです。
基本の繰り返しが無ければ、FXの運用技術を向上させていくことはできません。
その積み重ねによって、いつしか奥義あるいは達人というレベルに到達することになると私は信じています。
日々の基本の繰り返しが、運用技術の向上につながり利益を増やしていくことになります。
基本の繰り返しを止めてしまえば、その運用法の基本修得の歩みは止まってしまいます。
この基本は、私が実践するサヤすべり取り以外でも同じだろうと思っています。
スキャルピングなど、ジャンルの違う運用法でも成功者の文章を読むと「守るべき基本」が必ずあります。成功者ほど、売買ルールには厳しく、毎日のように同じことをやっています。
例え、1日1分程度の実践であろうと止めてはなりません。しっかりとやっていきましょう。