FXで勝ち続けるための精神的安定を得るには
FXで勝ち続けるために大切なのは3つあります。「運用技術」「健康維持」そして「精神的安定」です。精神的安定なんて書くと話が広くなりすぎるのですが、要は平常心を維持するということです。今回は、この精神的安定のために有益な4つの言葉をご紹介します。
FXで精神的安定を保つ4つの言葉
FXで大きく負ける時というのは、先ほどの3つの要素のうち1つあるいは2つ以上が崩れたときが多いものです。
特に精神的安定は大きく崩れてしまっていることがほとんどです。
平常心を保つというのはそれだけ難しいものでもあります。
精神面の鍛錬というのは言葉で書く以上に難しいんですよね。
でも、ちょっとした習慣でも平常心を保つことは出来るようにもなってきます。私が朝唱えるようにしている4つの言葉はこれです。
- あせるな
- いばるな
- おこるな
- くさるな
この言葉、何かの雑誌に載っていたお坊さんの言葉です。グーグルで調べたら「京都は嵯峨 小倉山二尊院にまつわるお言葉」という説が載っていました(参考URL: 『人生五訓』 。
解釈不要かもしれませんが、FX運用に合わせて解釈してみます。
「利益が伸びない」「含み損がでてきた」FXの世界は日々焦る事ばかりです。でも、そのほとんどは予め想定していた部分が多いものです。今後の展開に自信を持っているのであれば焦ってはいけません。逆に、今後の展開に自信が持てなければ損きりして「あせり」を取り除いてしまいましょう。
FXで「いばるな」って意味がわからないかもしれません。これは「調子が良いときでも傲慢になるな」ってことです。そして、相場の世界を離れた日常生活でもあまりいばりちらしてはいけません。家族や会社の部下などにいばってばかりいるとその傲慢さがFX運用にもでがちです。
一流のトレーダーで威張っている人はいません、謙虚で言動も控え目な方が多いです。
運用がうまくいかないと時などは、どうしてもイライラするものです。傍にいる子供や家族に八つ当たりしてしまったりなんてこともあるかもしれません。
あるいは、政府要人発言や為替変動そのものに怒りを感じてしまうこともあるかもしれません。
怒ってもしょうがないものに怒ってはいけません。
一生懸命やったのに損きりになってしまった。そんな日が数日続いた。こんな時はくさりたくなります。でも、くさっても何も良いことはありません。
私もくさりたくなるときがあります。そういう時は車で外出してホームセンターに行ったりします。買うものも決めていないのですが、植物をみたり工具をみたりしながら気分転換をすることでくさりたくなる気持ちを抑えたりしています。
この4つの言葉、ちょっとした時に口ずさんでみるだけでも気持ちが落ち着きます。平常心を維持していければ、それだけでもFXで大きな失敗をすることは少なくなります。
私が朝この4つの言葉を唱えるのは、日々行っている1分の場帖・グラフ記入時の精神状態を整えるためでもあります。心が揺れているままでは、的確な売買判断はできないからです。
基礎的なことではありますが、こういう精神面もしっかりと固めてやっていきましょう。