トライオートFX米ドル円売り 絶望と希望
先週の米ドル円上げによりトライオートで設定していた米ドル円売りで5本の損きりが発生しています。急激な円安には弱い設定ですので当然の結果ではあります。それでも、全体の資金は増加していて口座としては安定してきているという希望の光もみえてきています。
トライオート 両建て効果
先週1週間の運用成績です。スワップポイント分も含めて−44,870円と大幅なマイナスとなりました。これにより5万円程度あった総合収支利益も収支トントンまで落ちています。
これだけ見ると、ちょっと痛いところです。先週は月曜日の100.50円くらいから105円水準まで一気に上げました。4円以上一気に上げたので当然の結果でもあります。
損きりは多かったものの、私のトライオートFX口座の資金自体は増加しています。それは、「米ドル円5万通貨買いポジション+米ドル円売り自動売買注文設定」という形になっているからです。
約4円50銭の上昇により、5万通貨の米ドル円買いポジションは約22.5万円の評価額上昇となっています。-44.870円の損きりが発生しても全体の運用資金は増加している訳です。
基本的には「米ドル円先高期待による買いポジション長期保有」が、この口座の目的です。ただ、円高時期や適度な往来相場を利用して利益を増やしていこうという意図で「米ドル円売り自動売買注文設定」を走らせています。
このやり方が、本当に効果があるかどうかはある程度の期間続けてみないと証明はできません。でも、ここまでの段階でも相応のメリットは感じることができています。
- 下げ相場に利益を出して資金を増やしてくれるため口座全体が安定する。
- 両建てによる精神的安定も得られる。
- 上げ相場があっても、その後に適度な往来相場があれば損失分を埋めてくれる。
これらは、いつも感じられるものではないことも明らかです。仮に、一気に10円以上円安となるような状況が生じれば、買いポジションは50万円以上の評価額増加となるものの売りポジションで発生する損きり額も相当のものになります。
今後、そういう事態も起きるかもしれません。それでも、買いポジションを大きめに保有しておくことで「長期的に円安気味に推移」という見通しが合っていれば利益となる流れは作っていけます。
この「トライオート 米ドル円両建て」は、後も想定内・想定外の両方の事態を経験しながら改良を加えて、堅実な運用法として定着させていければと考えております。